東日本大震災の影響で、日本での発売が延期されていた「iPad 2」が、4月28日に発売された。筆者も翌日なんとか手に入れた。初代iPadほどの話題性はないかもしれないが、認知度が高いので、どこに持っていっても話題のネタになる。今回は、持っていない人がうらやましくなるような、iPad 2の使い方を紹介しよう。
薄さを堪能すべく
あえてケースなしで使う
前置きになるが、筆者が購入したのはiPad 2 Wi-Fiの16GBモデル。価格的には16GBモデルが4万4800円で、32GBは8000円プラス、64GBだと1万6000円プラスとなる。価格も悩ましいが、それまではiPad Wi-Fi 16GBモデルを使っていたので、容量が不足気味で32GB以上のモデルが欲しい。しかし在庫が16GBのホワイトしかなかったので、これを購入したわけだ。
輸入されたiPad 2を事前に見たことはあったが、やはり薄い。厚みは8.8mmと、iPadの13.4mmから3分の2の厚さになった。iPhone 4(9.3mm)よりも薄い。エッジが斜めになっているので、さらに薄く見える。重量は約680gから約601gと、やや軽くなっているが、それほど大きな違いは感じない。ホワイトのベゼルがすっきりとした印象で、重くは感じはない。
初代iPadを触ったことがあるなら、iPad 2の薄さには驚くはずだ。筆者は撮影に使うこともあり、傷が付かないようにとiPadをケースに入れていた。だがiPad 2はその軽さと薄さを堪能するためにも、ケースなしで使うことにした。バッグの中でもかさばらないし、何より使いやすい。他人が見ても一目でiPad 2とわかるメリットもある。
すでにiPadを使っていて同じアプリやデータを継承したいのなら、iPad 2をパソコンに接続して、「バックアップから復元」すると同期される。ただし、データ量が多いとものすごく時間がかかるので、筆者は「新規のiPadとして登録すればよかったな」と少し後悔した。
おまけに、同期されたアプリはフォルダー分けされておらず、ホーム画面にずらっと並んでいる。iPadには350本ほどのアプリをインストールしていたので、これには気が遠くなった。普段使っているiPadのバックアップなのに、なぜフォルダ分けの情報が保存されていないのだろうか……。iPhone/iPadのバックアップシステムは、Windowsユーザーにはいまいちあやふやで気になるところだ。バックアップされている内容や状態などを、もう少し「見える化」してほしい。
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