このページの本文へ

PNDで春からの新生活は迷わない! 第4回

イクリプス初のPNDの実力は!?

2011年04月21日 12時00分更新

文● 真鍋裕行

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 さて、車両に取り付けて1週間ほど使ってみた印象だが、まずモニターに映し出されるメニューボタンの文字が大きく、操作性が高いことが挙げられる。すべての機能がメニューのトップ画面からたどり着ける。例えば、設定を変えたい、ナビを使って目的地を検索したい、またはワンセグを見たいなど、すぐに使いたい機能にアクセスできる。ボタンや文字は大きいのでタッチしやすく、間違えて他のボタンを押してしまうという煩わしさもない。

高速道路の料金所ではETCレーンの案内もある

ハイウェイモードでは3つ先のIC、SA、JCTを表示

高速道路の分岐も丁寧に案内してくれるので安心

住所による目的地検索はまず都道府県が出てきて、そこから五十音で市町村を探す

探索ルートは4種類から選択できる

 モニターは5インチで、画素数は480×272のWQVGAを採用している。他社のモデルでも採用しているタイプなので目新しさはないが、PNDとしては十分の大きさで彩度などの設定も見やすい。

 車両への取り付けだが、ダッシュボードにプラスチック製の取り付けシートを装着し、その上に吸盤でクレードルを取り付ける。ゴム製の吸盤の接着性は高く、クレードルのレバーを下げれば取り付けシートに完全に吸着する。かなり強い力で剥がそうとしてもびくともしないので吸着力と耐久性は十分だろう。モニターとクレードルはボールジョイントで固定される。クレードルに付いたナットを閉めることで固定するので、1ヵ所だけ締めればモニターが固定できる。吸盤とナットの2ヵ所を固定すれば接地できるという、簡単な取り付け方法だ。

クレードルはボールジョイントを挟んで分割式となっている

配線はすべてクレードルに差し込むようになっている

 大型モニターを採用しているPNDでは、クルマの振動でモニターが上下にガタガタ揺れてしまって、文字などが読み取りづらくなってしまうことがある。この「EP001」でもその現象が見られたのだが、クレードルなどがもう少し振動を吸収してくれれば、バイブレーションは収まるだろう。この辺は今後の改良に期待したい。

(次ページへ続く)

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン