さて、車両に取り付けて1週間ほど使ってみた印象だが、まずモニターに映し出されるメニューボタンの文字が大きく、操作性が高いことが挙げられる。すべての機能がメニューのトップ画面からたどり着ける。例えば、設定を変えたい、ナビを使って目的地を検索したい、またはワンセグを見たいなど、すぐに使いたい機能にアクセスできる。ボタンや文字は大きいのでタッチしやすく、間違えて他のボタンを押してしまうという煩わしさもない。
モニターは5インチで、画素数は480×272のWQVGAを採用している。他社のモデルでも採用しているタイプなので目新しさはないが、PNDとしては十分の大きさで彩度などの設定も見やすい。
車両への取り付けだが、ダッシュボードにプラスチック製の取り付けシートを装着し、その上に吸盤でクレードルを取り付ける。ゴム製の吸盤の接着性は高く、クレードルのレバーを下げれば取り付けシートに完全に吸着する。かなり強い力で剥がそうとしてもびくともしないので吸着力と耐久性は十分だろう。モニターとクレードルはボールジョイントで固定される。クレードルに付いたナットを閉めることで固定するので、1ヵ所だけ締めればモニターが固定できる。吸盤とナットの2ヵ所を固定すれば接地できるという、簡単な取り付け方法だ。
大型モニターを採用しているPNDでは、クルマの振動でモニターが上下にガタガタ揺れてしまって、文字などが読み取りづらくなってしまうことがある。この「EP001」でもその現象が見られたのだが、クレードルなどがもう少し振動を吸収してくれれば、バイブレーションは収まるだろう。この辺は今後の改良に期待したい。
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