iOS用のBentoは待望のiCalタスクをサポート!
Bento 1.1.1 for iPad Bento 1.1.1 for iPhone 販売業者:FileMaker Inc. 価格:各600円 カテゴリー:仕事効率化 |
iPhone用およびiPad用のBentoもMac用のバージョン4に合わせてそれぞれ新しくなった。iCalタスクの同期に対応したほか、「場所」フィールドやボイスメモも記録できる。
iOS用のBentoシリーズ
ボイスメモの利用
iCalタスクへの対応は、標準ではタスクを見られないというiOSの弱点をカバーする意味で重要だ。同期には無線LAN接続が必要で、MobileMe経由でリアルタイムに同期できないのは残念だが、iCalやアドレスブックの全データをBentoだけで管理できるわけだ。
iCalタスクをサポート
またMac用のBento 4に、緯度・経度を記録する「場所」フィールド機能が追加されたが、これは気軽に持ち歩けてGPSや無線LANによる位置情報を取得できるiOS用のBentoのほうが活用の幅が広い。「場所」フィールドは、Bento 4と一度同期するとiPhoneやiPadからも作成可能。移動先で位置情報を登録したらSafariの「マップ」で位置の確認や道順を検索できる。
「場所」フィールドの新設
このほか、最新版では正式に日本語のサポートが追加され、画面上の説明などが日本語で表示できるようになった。リストのソート順もきちんと五十音順に従うので、アドレスブックで読み仮名を入力しておけば「#」の中できちんと並ぶ。ただし、リスト表示時に日本語のデータがリストの「#」欄にまとめて登録されてしまうのが残念だ。
とはいえMac用、iOS用ともに大幅な改良が見られ、使い勝手が高まっている。Bentoユーザー必携のアップデートといえる。