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パソコン周りに高音質なスピーカー導入のススメ 第3回

パステルカラー5色から選べる

カラフルが決め手! 女子の部屋に合うスピーカー「PA-2」

2011年04月12日 11時00分更新

文● 広田稔

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コンポの置き換えにぴったり!

 見た目から、さらにもう少し筆を進めたい。

 「省スペース」はPA-2のキーワードだ。特にコンポを使っている人は、携帯音楽プレーヤーとPA-2の組み合わせに切り替えることで、今あるオーディオ環境の音質を損なうことなく(むしろ向上することも!?)スペースを節約できる。

 ご存知の通り、システムコンポはプレーヤー、アンプ、スピーカーといった複数の機器で構成されているため、意外と場所を取ってしまう。かといって省スペースの小型コンポでは、音の迫力がない。そこでPA-2の出番だ。PA-2ならアンプを内蔵しているうえ、電源を内蔵しているので、スピーカーの周囲をすっきりできるのだ。

iPhoneとの組み合わせ例。プレーヤーやアンプがないため、コンポより見た目がかなりすっきりする

 例えば、iPodやiPhoneなどに手持ちの音楽を転送して聴いている人へ。サイドテーブルや低めの棚にPA-2を置いておけば、出先ではヘッドホン、帰ってきたらPA-2といった具合にいつでも音楽を楽しめるようになる。

 ボリュームコントローラーも付属しているので、「電話がかかってきたので音量を落としたい!」というシチュエーションでもすぐに対応できる。必要最小限で省スペースを実現しながら、基本的な使い勝手は落とさない。そんな心意気がちょっとニクい。

製品に付属するボリュームコントローラー。シンプルでまわしやすいつまみだ

 もちろん、パソコンにつないでもOKだ。

 この際、パソコンのヘッドホンやLINE-OUT端子につなぐだけでなく、無線でスピーカーに飛ばす手段もある。iTunesで音楽を管理している人なら、無線LANルーターの「AirMac Express」を用意して、このルーターにあるオーディオ出力端子にPA-2を接続。iTunesの画面からAirMac Expressを選んで、スピーカーに音楽を飛ばせる。例えば、パソコンが置いてあるデスクから離れたキッチンでも音楽を聴きたいという場合に有効だろう。

AirMac Express。AirTunes機能を備えており、パソコンから音楽を飛ばして、本機につながったスピーカーから音を出せる。価格は9800円


 今まであまりなかったカラフルなスピーカーを部屋に置き、目でも耳でも楽しませてくれることで、よりいっそう気分よく過ごせる──。PA-2はそんな幸せをもたらすきっかけになるかもしれない。

 「子供におねだりされたので音楽プレーヤーを……」と考えているお父さんなら、部屋のデザインに合わせてPA-2も一緒にプレゼントすることで喜ばれるはず。女子のオーディオを選ぶ際には、有力な選択肢だ。

PA-2の主な仕様
スピーカー部 ユニット構成 2ウェイ・バスレフ方式
使用ユニット 100mmウーハー、19mmツィーター
再生周波数特性 60Hz~30kHz
アンプ部 定格出力 低域:18W、高域:18W
入力端子 φ6mmTSフォーン、RCA
定格入力レベル -10dBV(TSフォーン、RCAともに)
入力インピーダンス 54kΩ以上
その他 本体サイズ 幅144×高さ220×奥行き180mm
重量 約3.56kg
電源/消費電力 AC100V/40W

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