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パソコン周りに高音質なスピーカー導入のススメ 第1回

FOSTEXの強みを内に秘めたパステル色スピーカー

音楽ライフを楽しくする、高音質機「FOSTEX PA-2」

2011年03月29日 11時00分更新

文● 四本淑三

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ライトブルー/ライムグリーン/ピンク/レモンイエロー/ベージュのパステルカラーが印象的なスピーカー「PA-2」。音楽スタジオの定番ブランド「FOSTEX」がパソコンや携帯プレーヤーからの再生を考えて開発した新コンセプト機の魅力を紹介する!

パソコンからの音楽再生に対応した本格派スピーカー

 最近、音楽を聴くのもほとんどがパソコン。せいぜい気合を入れるときにヘッドホンをつなぐか、さもなければ携帯音楽プレーヤーで済ませるかだ。

 これは一般的にも言えるらしく、日本レコード協会の調査によると「あなたが普段使っている機器はどれですか?」という問に対し、57.7%がパソコンと答えたらしい。これはコンポ型ステレオの48.2%を抜いて1位という結果になっている(「音楽メディアユーザー実態調査」2009年度版から)。

表 普段利用しているオーディオ機器
1 パソコン(CD-R/RW付) 57.7%
2 コンポ型ステレオ(ミニコンポ含む) 48.2%
3 iPod 23.4%
4 iPod以外のデジタル携帯プレーヤー 18.5%
5 ハードディスクレコーダー 11.3%
6 音楽プレーヤーとしての携帯電話(iPhone除く) 11.3%
出典:2009 音楽メディアユーザー実態調査(日本レコード協会調べ)

 音楽の購買行動も、以前とは様変わりした。CDを買ってプレーヤーで聴くというスタイルから、レンタルCDをパソコンでリッピング、あるいはダウンロードサービスで買い、それをiPodのような携帯音楽プレーヤーで聴くというスタイルになった。

 そこにYouTubeやUstreamなど、ストリーミングメディアも加わってきた。今はコンポやテレビやラジオの代わりとして、音楽体験の中心にパソコンがあるわけだ。

 にも関わらず、パソコンの音質は良くなるどころか、悪化の一途をたどっている。パソコンの主流はデスクトップ型からノート型に移ったが、ノートの内蔵スピーカーは音楽鑑賞には使えない。構造的に低音を出すのは無理があるし、そもそもステレオの音場感も得られない。

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