DivX年表 | |
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2000年 | DivX社設立 |
2001年 | VODサービス開始 |
2004年 | 大手家電メーカーから初めてのDivX認証DVDプレーヤー発売 |
2006年 | DivX対応機器が1億台を突破 |
2008年 | 大手家電メーカーがデジタル家電分野でDivXを採用(デジタルテレビ、Blu-Ray、モバイル、ゲーム機など) |
2009年 | DivX対応機器が2億台を突破。世界中でハリウッド映画がDivXフォーマットで提供開始 |
2010年 | DivX対応機器が3億5000万台を突破。包括的な組み込み用インターネットテレビのプラットフォームであるDivX TVの運用を開始 |
ドラッグ&ドロップでハイビジョン映像に簡単エンコード
―― ネットからダウンロードできる色々なコーデックを再生できるコーデックパックがありますよね。市場的には、それに対抗する必要があるかと思いますが?
ランデロス DivXは、多くの皆さんにシンプルな操作性を体験していただけるツールを無償で提供しています。
ですからコーデックパック云々は、特に意識していませんね。私事ですがコマンドラインツールやオープンソースのソフトが好みなんです。でも市場はそうじゃない。初心者でもビデオをインターネットを通じて簡単に送ったりできなければならないのです。
―― それもあってDivX Plus Codec PackやDivX Plus Converter、DivX Plus Playerなどの、コーデックの上位アプリケーションを充実させているというわけですね。
ランデロス その通りです。まずDivX Plus Codec Packをインストールしていただければ、DivX形式のビデオをDivX Playerだけでなく、メディアプレイヤーなどでも再生できます。また海外ではデファクトスタンダードになりつつあるMKV形式のH.264も再生ができます。
また、DivX Plus Converterはビデオをドラッグ&ドロップするだけで、DivX形式に変換できます。でも一番の魅力は、ハイビジョン映像をMKV+H.264に手軽に変換できるところでしょう。MKV+H.264への変換は無償なんですから(笑)。
DivX Plus Playerの位置づけは?
DivX Plus Playerは、デジタルAV機器との橋渡し役と言うべき役割を持ったプレーヤーだ。とはいえ、DivXビデオの再生環境としてのPCとデジタルAV機器に明確な区切りはなく、ユーザーはPCやインターネットとの違いを感じることはないだろう。
DivX Plus Playerをインストールすると、DivXビデオやMKV、AVIのほか、MP4やAVCHDなどの映像を再生できる。ここまでなら同様のソフトでも可能だが、メディアライブラリやデジタル著作権管理の機能を持ち、対応するデジタルAV機器向けにビデオの変換、転送することができる。
DivX Plus Playerは、DivXプラットフォームにおけるメディアセンターとして機能するのだ。