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はじめてのサーバー導入奮闘記 第5回

これでいよいよ完成?

共有フォルダーに保存できるファイルを制限する

2010年10月28日 09時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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ファイルスクリーンのプロパティ情報を編集してみた

 だがエラー画面がでたとはいえ、ここであきらめるわけにはいかない。それにファイルのフィルタリング機能があるということは、「動画と実行ファイルのどちらかしかブロックできません」なんてことはないはず。おそらくはもっと柔軟な設定ができるはず!

オーディオとビデオのファイルのブロックが適用された状態のファイルスクリーン画面。右下には「ファイルスクリーンのプロパティの編集」という項目がある

 そしてWindowsで何かしらの項目の詳細設定を行うとしたら「プロパティ」画面だ。そこで画面を見渡してみると、やはりあった「ファイルスクリーンのプロパティの編集」という項目。

プロパティ画面から実行ファイルもブロック対象に追加した

 このプロパティ画面の中央には、ファイルの種類が一覧表示されている。これにチェックを入れると、ブロックの対象に追加される仕組みになっているので、「実行形式ファイル」にチェックを入れた。

 また、ファイルの種類を選択した状態で、画面の中央右にある「編集」ボタンをクリックすると、どのファイルが対象になっているのかを拡張子で知ることができる。実行ファイルには当然ながら.exe形式のファイルが含まれていた。

実行ファイルを選択した状態で「編集」ボタンをクリックして開いた画面

 同様にオーディオとビデオのファイルで編集ボタンをクリックしてみると、こちらも音声と動画ファイルの拡張子が表示されている。

 と、ここで問題があることに気づいた。ビデオとオーディオファイルがブロックされるということは、ICレコーダーで記録した会議の議事録が保存できない。かといって、音声ファイルの拡張子をひとつひとつ消していくのは骨が折れる作業なので勘弁願いたい。

オーディオとビデオのファイルのブロックから、.mp3形式の音声ファイルだけを除外した

レポートを電子メールで送信できないという内容の警告画面

 そこで、ICレコーダーで録音する形式は主に.mp3形式なので、これだけ除外リストから削除することでよしとした。最後にOKボタンをクリックして画面を閉じようとすると、電子メールでレポートが送信できないという警告がでるが、この機能は利用しないので「はい」をクリックして画面を閉じて設定を終えた。

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