10月22日、富士通は業界トップレベルを誇る低消費電力を実現したスイッチ「SR-Sシリーズ」にギガビット対応の「SR-S316TL1」「SR-S308TL1」を追加した。
2009年7月からレイヤー2スイッチが省エネ法の対象になったことを受け、同社はスイッチの低消費電力化を追求。今回発表された2機種では省エネ性能が優れている製品の基準値と比べ、エネルギー消費効率を約64%減したことで、業界トップレベルの省電力化を実現する。内部に搭載されたセンサーにより消費電力は監視できるほか、SNMPを介して確認することも可能になっている。さらに富士通においてトップレベルの省電力性能を誇る「スーパーグリーン製品」にも認定されている。
SR-S316TL1は16つ、SR-S308TL1は8つの1Gbpsポート標準搭載。光インターフェイスに対応するSFPポートもそれぞれSR-S316TL1では2ポート、SR-S308TL1では1ポート搭載する。ファンを搭載しているが、温度調整されているオフィスなどでは停止させることも可能。
価格はSR-S316TL1が10万6000円、SR-S308TL1が6万円。