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約10倍の処理能力向上を実現する

日本HP、Oracle DB向けのインフラサービス「RESQ」

2010年10月05日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 10月4日、日本ヒューレット・パッカード(以下、HP)は、Oracle DB向けインフラサービス「RESQ(Response Quick)」を発表。同日より提供開始した。

パフォーマンスクイック診断の流れ

 RESQは、Oracle DBの状況確認やパフォーマンス診断し、改善案の策定・提案・構築をするサービス。「クイック診断」と「DBインフラ構築」の2つのサービスで構成され、短期間かつ低コストでOracle DBのパフォーマンス向上を実現するという。

 クイック診断は、顧客のシステム状況確認やパフォーマンス診断から、ボトルネックの特定、改善方法の策定、提案までをサポート。結果をもとに、具体的にOracle DBのパフォーマンス改善を実現するインフラ構築を実施する。

 本サービスでは、HPの高性能サーバーを中核に、マイクロ秒レベルのアクセスを実現する超高速・高可用性DBの構築をする。構築するDBのシステムには、ストレージサーバーのディスクに高速半導体ストレージのI/Oアクセラレータを搭載するとともに、高スループットで通信が可能なInfiniBandスイッチを採用。同社では、外部FCストレージを利用したDBシステムに比べて約10倍の処理能力向上を実現するとしている。

 価格はクイック診断費用が105万円、DBインフラ構築は735万円。

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