NTTドコモはバッファロー製のモバイル無線LANルーター「BF-01B」を9月25日に発売する。BF-01Bはすでにバッファローから「ポータブルWi-Fi」、NTT東日本から「光ポータブル」という名称で提供されていたのと同等製品にあたる(関連記事)。
主なスペックとしては、3G回線接続時は下り最大7.2Mbps/上り最大5.7Mbpsの通信速度に対応するほか、WAN側は3G回線に限定されず、無線LAN/有線LANといった接続を自動で認識して切り替えてくれる機能を持つ。バッテリー駆動時間は約6時間。またスタンバイ状態にしておくと、無線LAN経由でクライアントがアクセスした際に、自動的にWAN回線に再接続する点についても、ポータブルWi-Fiと同じである(スタンバイ状態時の連続動作時間は約30時間)。
なおBF-01Bの発売に合わせて、同社の定額データ通信に関するキャンペーンの2010年12月31日までの延長が発表されている。このキャンペーンは期間中に「定額データプラン スタンダード(バリュープランを含む)」と、2年契約を前提として料金を割り引く「定額データ スタンダード割」を組み合わせた際に、パケット料金の上限が申込当月を含む最大13ヵ月間1575円引かれ、最大4410円になるというものだ。
また今回は追加の施策も発表されている。定額データプラン スタンダードに必要なプロバイダー契約に同社の「mopera U」を選択した場合、月額315円という金額で公衆無線LANオプション(使えるのは「Mzone」など)が適用可能であり、その利便性から非常に人気が高い(関連記事)。この公衆無線LANオプションは初回申込時に30日間無料というキャンペーンが従来用意されていたが、10月1日~12月31日に申し込んだユーザーに限り、無料期間が申込月を含む最大13ヵ月に延長されている。