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BenQの新しい製品は魅力がいっぱい!

BenQ GLOBAL DISTRIBUTORS'MEETING 2010レポ

2010年08月31日 17時00分更新

文● 美和

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 8月29日~9月1日まで台湾中部のSun Moon Lakeにて、BenQ主催のディストリビュータ向けカンファレンスである「BenQ GLOBAL DISTRIBUTORS'MEETING 2010,TAIWAN」が開催されている。日本でBenQと言えば液晶モニタやプロジェクタというイメージであるが、実はグローバルではそのほかにもいろいろな製品を展開しているメーカーだ。今回、このカンファレンスにASCII.jpも参加することができたので、まずは会場に展示されていた気になる製品を紹介していこう。

電子ブックリーダー/ストレートPC

nReader K60

電子ブックリーダー。2種類ありこちらはワイヤレスLAN機能のみ搭載した下位モデル。タッチ式の6インチ、16階調のグレースケール液晶を搭載しており、重さは248g、薄さは11㎜。内蔵のメモリは2GB。一回の充電で7500ページ分を表示可能。2011年の上半期に中国と台湾でサービスを開始。20冊ほどデータを添付して販売する予定で日本円で約2万4000円程度

デモ機には手塚治虫の作品が収録されていた。ちなみにスタッフから「この“手塚治虫”って誰? 結構日本では有名なの?」(英語)と聞かれたため、「彼は神だ! マンガ界のテレサ・テンみたいなものだ」(英語)と答えたら、「マジ!?」(英語)と吃驚していた

マンガの単行本と、K60を比較したところ

スイッチのほかにmini USBの端子、microSDカードスロット、アナログ音声出力端子などが用意されている

nReader K61

こちらはWi-Fiに3G機能を付加した上位モデルの「K61」。パネルなどは下位モデルの「K60」と同じだが、若干サイズが大きくなっており、ボタンなども多く配置されている。右写真は両モデルのサイズを比較したところ。

上部のインターフェイス類は、電源スイッチのほかアナログ音声出力端子が用意されており、カバーを開くと「K60」と同じくmini-USB端子のほかにSDカードスロットが配置されている。中国でサービスを開始する際には電子新聞の配信を行なう予定。そのほか、音声でのテキスト読み上げ機能、中国語と英語の手書き認識機能、文章のハイライト機能や辞書機能などを装備。2011年の上半期に中国と台湾でサービスを開始予定となっており、価格はKindleと同じように3Gでの通信料を含めて3万1000円程度で提供をするとのこと

nReader R100

感圧式の10.1型LEDタッチパネルを搭載したnReaderシリーズの最上位モデル「R100」。どちらかというとスマートPCに近い製品だ。解像度は1024×600ドット。3.5G+Wi-Fiに対応しており、ebookstoreやそのほかのWebサービスに接続できるとしている。なお画面から気づいた人がいるかも知れないが、OSはBenQのラッパーをかけたAndroid2.0となっており、発売の際には2.2にバージョンアップをしたいとしている。CPUはSAMSUNGのR100(667MHz)。重さは700g、薄さは14.4mm。2011年ごろ発売予定

インターフェイスは電源スイッチのほか、アナログ音声出力端子、カバーを開けるとHDMI、mini-USB端子のほかSDHC対応スロットなどが用意されている

(次ページへ続く)

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