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T教授の「戦略的衝動買い」第101回

驚きの総額680円!! iPadの軽量モバイルを「チープ」に追求

2010年06月03日 12時00分更新

文● T教授

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今回は出荷されたばかりのiPadがテーマ。いつでもどこでも活用するチープな周辺機器を探ってみた

 ご多分に漏れずiPadを衝動買いした。「自慢可能賞味期限」が迫る中、連日、多くの人に自慢する毎日だ。

 すでに女性15人、男性10人ほどにデモして自慢したが、iPadを自らの手にした知人のほぼ100%が異口同音に発する言葉は「落としそう!」だった。

 ひょっとしたらこれは世界共通のiPadに対する第一印象なのかもしれない。これだけ多くの人に同じように言われると、これはもう明らかにインダストリアル・デザインの欠陥だが、口が裂けてもそうは言わないアップルファンとはありがたいモノだ。

 筆者は、Mac+とMacⅡとLISAの3台を、机の上に同時に並べて破産しそうになったことがあるかなり古くからのアップルユーザーだが、決して盲目的なアップルファンではない。自分のパソコン史を振り返ってみると、超合理的なIBM PC系の時代の方がはるかに長い。

 それゆえ、iPadにも「見当違いなキー入力の快適性」を求めてしまったりする。つい先日も、モバイルPCの代わりにiPad持参で出張先のホテルの部屋でメールを送ろうとして思いきり苦労した。

筆者はWindows PCを使う機会が多いが、スレート端末にも興味がある。iPadは、出張先でウェブ閲覧やメールをやり取りするのに使いたいと考えた
出張先のホテルの部屋でメールを書こうとしたが、本来手に持って使うスレート型端末はなかなかPCの様には扱えない。本来は扱わないのが正しいかもしれないが、敢えて挑戦した。格好いいiPadが最高に格好悪いところを見つかったようだ

「百均」の吸盤で持ちやすくなる!

 キー入力の件は後回しにして、手のひらに乗る小さなiPhoneに憧れる日本国において、大きなノッペリしたiPadの普及を図るには、不注意による落下問題という究極の心配事を何とか解決しなければならないだろう。

 筆者も決して他人事ではないので、ない知恵を絞っていろいろ考えた。その結果、一番の解決策は、百均で売られている吸盤用補助板と、大きなサイズの吸盤を利用することだった。

 iPhone やiPodは背面がツルツルとテカっているので、難なく吸盤を取り付けることが可能だが、iPadはその面積の大きさから傷や指先の脂で表面がテカらないように「梨地」(なしじ:ツヤなしザラザラ)処理がされている。

 梨地の採用は、多くのプラスの面があるが、こと吸盤に関しては吸着力が弱くなるので相性は最悪。その問題は、吸盤用補助板を使うことでほぼ解決する。左手でiPadを持ちたい人は、背面のアップルマークより左側に吸盤用補助板を貼り付けて、そこに吸盤を取り付ける。たったこれだけのことで、片手でiPadをホールドできるようになる。

チープとコストにこだわって百均で大きな吸盤と吸盤補助板の2つを購入してきた。吸盤は2個入り、吸盤補助板は4枚入りだ粘着性の吸盤補助板はいとも簡単に、梨地のiPadの背面に張り付いてくれる
そこに大きなサイズの吸盤を取り付ける。かなりの吸着力だ。梨地ではこうはいかないただの吸着なので、過信は禁物だが、片手でiPadをホールドしてもかなりの安定感がある

 しかし百均の吸盤では、格好よさを追求するジョブスやアップルユーザーには間違いなくブーイングを食らうので、何か他に方法はないかとネットを探してみた。

 世の中には、いろいろ考えてモノを作っている先人が居るものだ。デザイン・コンシャスなライフスタイル商品を数多く発売しているイデア・インターナショナルが、「iStand」と呼ばれるiPhoneを確実にグリップするための吸盤付きのホールドツールを発売していた(関連記事)。

 これなら使えるだろうと考え、黒と白の2個を購入して早速使ってみた。基本的に、片手ホールドの補助道具としては使えそうだ。ただ、iPhone用に開発されたため、吸盤の直径サイズがかなり小さくて、持っていると多少の不安感はある。

アップルファンが好きそうなよりスタイリッシュなグッズを探したが、唯一見つけたのはこの「iStand」だった
吸盤の直径がちょっと小さくて、脱落の不安感は拭えないが、見た目はただの百均吸盤よりましかも……実際の持ち心地は、手の大きさや指の太さ、人によって異なるだろうが、吸盤と同じようなホールド感は得られるようだった

「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。

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