過去25年と言わず、それをはるかに通り越して、生まれて初めてお小遣いをもらった瞬間から始まった筆者の衝動買い。この連載が100回目を突破したことを記念して、過去を振り返って後悔のない「戦略的衝動買い」商品のベスト3を読者諸兄にご紹介したい。
残念ながらベスト3のいずれもが、連載が始まる前に購入したブツだ。筆者の場合、常にそうなのだが、ベスト3までは選べるにもかかわらず、その中の順位がなかなかつけられない。ということで、今回も、思いつくままにひとつひとつ書き出して行こうと思う。
その1:B&Oのオーディオシステム
まず最初は、長い長い、マニアックで泥沼なオーディオの世界から筆者を助け上げてくれた、感謝してもしきれない音響装置だ。
きっかけは横浜郊外のスペースに余裕のあるメゾネット型マンションから、都心のごく標準的なマンションに引っ越したことだった。新居に移るにあたって絶対条件として課したのは、JBLの巨大なスタジオモニタースピーカーと、これまた巨大なプリ&メインアンプ、デュアルアームの重くてデカいターンテーブルを持ち込まないということだ。
そこで「最終オーディオ兵器」として白羽の矢を立てたのが、デンマークのバング&オルフセン(B&O)が手掛ける「BeoSound 9000」と「BeoLab 8000」のコンビネーションシステムだった。
B&Oは、国内メーカーならすでに数回はモデルチェンジをしていてもおかしくない年月を、たったひとつの秀逸なデザインで孤高の座を守り続けるという姿勢の企業だ。そしてオーディオは耳とハートで聴くだけでなく、眼でも同時に聴くという発想も教えてくれた。
壁面への取り付け工事は丸1日かかったが、兎小屋クラスのマンションにも何とかギリギリ収まり、すで7年目を迎えようとしている。床面積もほとんど取らないので、お掃除の邪魔にもならず、ホコリもたまらない。
筆者の選択したオーディオシステムは、静的だけれどダイナミックに目立ち、すべての人に「デザインとは何か!?」という問いの答えと感銘を与えてくれる。時代の流れを感じさせず、清廉で気品のあるサウンドは、スペックに現れない感性のオーディオ装置だ。
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