著名な評論家のお話では、我が町内から最近益々高く見えるようになってきた「東京スカイツリー」は、本当は”不要なモノ”らしい。難しいデジタルTVの政治のことはよく分からないが、この世の中、必要なモノだけを残しそれ以外のモノはすべてなくしてしまうと極めて殺風景な世界になるのではと、不要なアイテムを衝動買いしまくっている筆者は心配になってくる。
冷蔵庫保管型ガジェット「Fridgeezoo」(フリッジィズー)
さて、本来このコラムは100%自腹で買ったモノだけを、自慢げに、そして時には買って失敗した痛みと悔しさを耐えて、読者も泥沼に引き込むべく何食わぬ顔でご紹介するというのが鉄則だが、今回だけは例外としたい。
先日、無駄にMoMAショップでも販売された「ホタルイカUSB」というお馬鹿なガジェットを一緒に企画した某社に伺ったとき、「Fridgeezoo」(フリッジィズー)という牛乳パックのミニチュアのような玩具をいただいた。聞けば、「Fridgeezoo」は現在某社のベストセラー商品で、なかなか手に入らないという。ただ「Fridgeezoo」は4ヵ月も前、今年6月に発表されたモノで、なおかつ筆者が自腹で買ったモノではない。そんなこんなで、原稿にしようとは思っていなかった。
しかし、自宅にたどり着く前に何人かに見せたり、その後Twitterでつぶやいたところ、意外と筆者の周りでは知らない人が多かった。当然のように、「Fridgeezoo」が我が家で人気者になるまで1時間とかからなかった。
「Fridgeezoo」の身長は一番高い三角形の頂点までが70mm、底面は40×40mmの正方形、外観は極めて小さい凝縮された牛乳パック・スタイルだ。大型の冷蔵庫でなくてもこの程度の無駄空間なら十分許せるサイズだろう。
どこでも入手可能なボタン電池LR44×3個で駆動する「Fridgeezoo」は、上部背面に小さな光センサーが取り付けられている。冷蔵庫の扉を開いたときに点灯する内部照明に反応して言葉やギャグを話す、冷蔵庫内に生息するミニ・ロボット・アニマルだ。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。
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