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できる新社会人になる! デジタルライフハック特集 第1回

どこでも使えるマイ無線LANでネットを使いこなせ!

2010年04月26日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 この春から新社会人になった人たちには、これまで学校の授業や趣味で経験したものとは一線を画す情報収集・管理能力が求められる。この特集では、インターネットへのアクセスや紙資料の管理、外国語や知識の学習といった分野に役立つ、デジタルグッズを使ったライフハックを紹介する。一足早く、最先端のテクニックを身につけて日頃のビジネスに活かそう!

 特集第1回目は、自分だけの無線LANをどこでも利用できるモバイルルーターの活用法を紹介する。

モバイルルーターを使えば、外出先でも無線LANでインターネットを利用できる

モバイルルーターを使えば、外出先でも無線LANでインターネットを利用できる


ネット接続と無線LANルーター機能を
備えるモバイルルーター

 モバイルルーターとは、手のひらサイズの本体に通信機能を備え、単体でネットに接続できる通信機器のこと。スマートフォンなどと異なり、モバイルルーター自体ではウェブを表示したり、メールを送ることはできない。その代わり、周囲にある無線LAN対応機器からネットに接続できる。複数台のデバイスから同時に利用することも可能で、ノートパソコンだけでなく、スマートフォンや無線LAN対応の携帯電話機、ゲーム機などもつなげられる。家庭用の無線LANルーターを持って歩くような感覚だ。

 モバイルルーターとしては、NECアクセステクニカの「AtermWM3300R」やイーモバイルの「Pocket WiFi」などが定番だ。利用する通信事業者はAtermWM3300RがWiMAX、Pocket WiFiがイー・モバイルとなる。端末の詳細は後ほど紹介する。

WiMAX回線を利用するモバイルルーター「AtermWM3300R」

WiMAX回線を利用するモバイルルーター「AtermWM3300R」

イーモバイルの3G回線を利用するモバイルルーター「Pocket WiFi」

イーモバイルの3G回線を利用するモバイルルーター「Pocket WiFi」


屋外から社内、自宅までどこでも活躍する

通信エリア内なら、どこでもネットに接続できる

通信エリア内なら、どこでもネットに接続できる。外回り中の休憩時間でも、パソコンでネットを使える

 モバイルルーターがあれば、通信可能エリア内なら無線LAN経由でインターネットをどこでも利用できる。喫茶店や公園でノートパソコンで作業する際や、暇な時間にゲーム機でウェブサイトを閲覧する際などに便利。もちろん、ネットワーク対応のゲームもプレイできる。モバイルルーターはバッグの中に入れておいてもよいので、USB接続の通信アダプターのようにケーブルで接続しなくても済むのが手軽だ。

フリーの時間にゲーム機でのウェブ閲覧はもちろんネトゲもOKだ

 ビジネスユースなら、会議や打ち合わせにも活用したい。セキュリティーが理由で、来客のパソコンを社内で使っているネットワークに接続させない企業は多い。そんなときでもモバイルルーターがあれば、複数の参加者が同時にネット接続できる。オフィスとは別のネットワークなのでセキュリティー面でも安心だ。

来客も含めた参加者全員がネットを利用できる

モバイルルーターを使えば、来客も含めた参加者全員がネットを利用できる

 モバイル回線を利用するので、高速なADSLや光ファイバー回線と比べると通信速度は遅いものの、自宅のパソコンをネットにつなぐのに使うのもありだ。家ではあまりネットをしない人や、通信料金を抑えたい人にはうれしいところ。

FMV-BIBLO LOOX C/E70

今回の特集で使用したノートパソコン、富士通の「FMV-BIBLO LOOX C/E70」。11.6型ディスプレーを備え、重さ約1.6kgのモバイルノートである。同社での直販価格は9万9800円

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