「ダイアログ」シリーズは、独ラミー(LAMY)が発売するプレミアクラスの筆記具だ。
今までに「ダイアログ1」から「ダイアログ3」までの3種類が、いずれも世界の著名なインダストリアルデザイナーとのコラボレーションで生み出されてきた。いずれも発売と同時に人気を博して完売や品切れ状態が続くというラミーの目玉商品だ。
筆者は今回の衝動買いにより、そんなダイアログシリーズを完全制覇することができた。
最初に購入したのは「ダイアログ1」と呼ばれる、リチャード・サッパーデザインの油性ボールペンだ。彼は、ThinkPadのデザインアドバイザーとしても有名だ。
筆者は、米国のホテルに備え付けのBICボールペンの様なボールド(太字)のリフィルに替えて今も愛用している。長時間使うには鋭角な三角軸の本体があまり指に優しくないが、ハードボイルドで、高級感があるため、所有していて極めて満足感が高い。
2番目に購入したのは、順序が逆転するが、フランコ・クリヴィオがデザインした万年筆「ダイアログ3」だ。彼は同じラミーの小さなボールペンである「PICO」シリーズのデザイナーとして有名だ。
ダイアログ3は、万年筆なのにキャップがない。パイロットもキャップレス万年筆を出しているが、これは親指で芯先を押し出すプッシュ方式だ。一方ラミーは独自のツイスト(捻る)方式で、先端の半球状シャッターをメカニカルに開閉し、ペン先がせり出す精巧でメカニカルな方式を採っている。
そして、順番違いになったが「ダイアログ3兄弟」の取りを務める製品が、今回、衝動買いしたローラーボール「ダイアログ2」だ。デンマークの著名なプロダクトデザイナーであるナッド・ホルシャーが手掛けた。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。
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