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T教授の「戦略的衝動買い」 第93回

女子ウケ必至!! ニコンのプロジェクターデジカメを買う

2010年04月01日 14時00分更新

文● T教授

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当初の半額近い今が「買い」か!?

 極めて軽量/スリムで楽にポケットに入るという点でも、S1000pjはパーティー向きだ。例えば2次会では、S1000pj内にプリセットされた音楽をBGMに、一次会で撮影したばかりの写真や動画を内蔵するプロジェクターで壁面に投影できる。画面切り替えのタイミングやエフェクトも自由に選択可能だ。

プロジェクターの投影距離は26〜200cm迄、画面サイズにして5インチから最大40インチまでを設定可能だ。マンションのクロス貼り壁面等には比較的きれいに投影できる。大画面では部屋の照明を落として鮮明度を上げる方が得策だ

モニター液晶側から見て、上面の一番左側のボタンがプロジェクターをオン/オフするスイッチだ。その右横の滑り止めカットをしてあるスライド式スイッチはフォーカス合わせに使う

標準添付の「プロジェクタースタンド」を利用することで、適度な仰角を取ることが可能となり、大画面での写真投影や動画を楽しむことができる

プロジェクターはカメラ正面上部中央から投影するので、手持ちで、壁面や天井に投影することも簡単だ。オートフォーカスではないので、投影対象が変われば、マニュアルでフォーカスを調整する必要がある。投光窓の右上にあるシャッターの閉じた部分が撮影用のレンズだ

付属のリモコンでシャッター切りはもちろん、プロジェクターの制御も可能だ

 技術的には決して最先端ではないが、デジカメにプロジェクター機能を内蔵したという飛び抜けたアイデアに、素直に驚いて強い好奇の目を注ぐ女性達は多い。発売当初の約半額近い2万円台後半で購入できる今、S1000pjは、「女子ウケ・プロジェクション・デジカメ」という特殊先端ジャンルで、唯一無比の商品だ。そして現在、向かうところ敵なし。

部屋の明るさをコントロールすれば、壁面でも天井でもかなりの鮮明度で投影できる

自分がほぼ等身大で映っているので興味津々というわが家の愛犬ボビー

プロジェクターを使用したスライドショーにはスライド切り替えのエフェクトやBGMを付けられる

5種類のスライド切り替えエフェクトからお気に入りのモノをひとつ選択可能だ

カメラにプリロードされたBGMは3種類、映像に似合う最適のモノを選ぶ

 やっと今週から本格的に始まりそうなお江戸のお花見ウィーク。ダウンライトがお洒落なレストランの壁面やテーブルクロスは、きっとベストなスクリーンとなるだろう。もちろん、騒がしい合コンより、女子とのビジネスディナーの方がはるかに効果的な出番が多いに違いない。


今回の衝動買い

アイテム:「COOLPIX S1000pj
購入価格:2万9800円(ヨドバシカメラ マルチメディア上野 店にて購入)


T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。

 

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