猟奇殺人がラブコメに?「CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!」発売

2010年03月25日 23時00分更新

文● 伊藤 真広

 新作の発売日を迎えた秋葉原は、先日までの暑さはどこへ去ってしまったのかと思うほど冷え込んだうえに、生憎の空模様となっていた。そのようななか、2009年2月に発売されて、アドベンチャーゲームとしては大ヒットを記録した「CHAOS;HEAD」の後継作「CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!」が店頭に並んだ。
 前作の「「CHAOS;HEAD」では、猟奇殺人事件を扱ったシリアスかつスリルのあるサスペンスの雰囲気を持った作品だったのに対して、この後継作はシリアスさは失われ、妄想なのか現実なのかはともかくリア充ライフを堪能するラブコメ作品となっているようだ。
 ソフマップアミューズメント館の店頭では、出演声優の寄せ書きサイン色紙やプロデューサーの松原達也氏やシナリオを担当した林直孝氏のサイン入りタペストリーなどがあたるサイン会を実施していた。

「CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!」にはマイクロファイバータオルなどが同梱された初回版が用意されており、価格は9240円。初回版は、メッセサンオー本店の店頭ショーケースに展示されていた

ソフマップアミューズメント館の店頭では、ニトロプラスの誇る最狂広報のジョイまっくす氏と、4月29日に発売予定の「W.L.O.世界恋愛機構」の衣装を身に着けた、アフィリア・サーガ・イーストのユカフィンの二人が抽選会のお手伝いをしていた

抽選会商品の色紙とタペストリー。タペストリーは早い時間で6本中5本が出てしまい、筆者の到着した18時過ぎで残り1本となっていた

特典のテレカは、ソフマップ、メッセサンオー、ゲーマーズの3店舗で用意されていた

名作「北斗の拳」が無双で蘇る!

 原作・武論尊氏、作画・原哲夫氏のヒット作を多数生み出しているコンビによる、日本漫画史に残る名作「北斗の拳」がコーエーの人気シリーズ作品「北斗無双」としてよみがえった。
 原作の主人公ケンシロウとなって原作どおりのストーリーを楽しむ“伝説編”と、同漫画に登場するケンシロウ以外の使い手たちとなってオリジナルストーリーを楽しむ“幻闘編”の2つのゲームモードが用意されている。また、本作では無双シリーズとして初となるプレイヤーキャラとボスによる1対1のボス戦も用意されているという。
 発売日を迎えた秋葉原では、一般販売で好調な売れ行きを見せる結果となっていたようだ。

キャラクターボイスクロックなどの付いた「北斗無双 TREASURE BOX」の価格は1万3440円。通常版は8190円。秋葉原のショップでは、予約特典のTシャツが一般販売分にも付けられていた

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