キラキラ外観が美しいスタンダードノート
NEC LaVie L LL550/WG6
NECのA4大型ノート「LaVie L」シリーズの中でも、Core i3採用のスタンダードモデルと言えるのがこの「LL550/WG6」だ。
LL550/WG6はCPUにCore i3-330M(2.13GHz)を採用。ディスプレーは15.6型ワイド/1366×768ドットで、「スーパーシャインビューEX液晶」と称する輝度や色純度の高い液晶パネルを採用している。
メモリーは4GBでHDD 500GB、テレビチューナー搭載せず、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブなど、シンプルな基本スペックとなっている。OSはWindows 7 Home Premiumの32bit版と64bit版のいずれかを選択できる「セレクタブル方式」を採用している。標準でセットアップされているのは32bit版で、64bit版に変更するにはリカバリー作業を行なう。移行したいユーザーデータは、あらかじめバックアップしておく必要がある。
カラーラインナップは「スパークリングリッチレッド」「スパークリングリッチピンク」「スパークリングリッチホワイト」「スパークリングリッチブラック」の4色展開。「スパークリング」という名のとおり、キラキラした光沢が特徴のカラーリングだ。
キーボードには、キートップの文字が見やすく汚れにくい「セミグロッシーキーボード」を採用し、19mmのキーピッチを確保しながら10キーも搭載。デスクトップパソコンのキーボードと遜色ない操作感が得られる。なお、キーボードも本体塗装と合わせた色になっているほか(レッドのみ異なる)、本体と同系統色のレーザーマウスが付属する。
実売価格は16万円前後。機能や装備に目を見張るものはないが、最新仕様をまとめながら、奇をてらわないノートを求めるユーザーには手頃な製品だ。
「Windows 7サポート機能」で安心を提供
東芝 dynabook TX TX/66L
東芝dynabookシリーズの中でも、大型ノートのスタンダードモデルとなるのが「dynabook TX」シリーズだ。
TXシリーズでも売れ筋価格帯に位置する「TX/66L」は、CPUにCore i3-330M(2.13GHz)を採用し、同価格帯の大型ノートではまだ珍しい記録型BDドライブを内蔵している。ディスプレーには16型ワイド/1366×768ドットの液晶ディスプレーを搭載する。
特徴のひとつは、Windows 7の操作を動画で解説するオリジナルソフト「動画で学ぶWindows 7」や、遠隔サポートサービスなどを搭載するところ。Windows XPからの買い換えで、初めてWindows 7を操作するユーザーに安心感を与える狙いのようだ。
メモリーは4GB、HDD 500GBと、スタンダードノートとして標準的。OSはWindows 7 Home Premium 32bit版と64bit版のいずれかを初回起動時に選択できる「セレクタブルOS」となっている。
本体のカラーバリエーションは「リュクスホワイト」「プレシャスブラック」「スウィートピンク」の3色展開。光沢と丸みのあるボディーが特徴となっている。
キーボードは、キートップの文字が見やすく指紋のつきにくい「セミグロッシーキーボード」を採用。キーピッチは19mmで、なおかつフルサイズのタテ4列テンキーも搭載される。本体と同色のレーザーマウスが付属し、マウス操作の際の誤操作を防ぐため、本体タッチパッドをオン/オフできるボタンも備えている。
TX/66Lのより下位モデルともいえる「EX/55L」もラインナップされる。CPUやHDDなどの基本スペックはTX/66Lとほぼ同一ながら、ディスプレーサイズが15.6型に、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブに変更されている。
実売価格は、TX/66Lが16万円台半ば、EX/55Lが15万円前後となっている。
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