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2010年 PC新製品新春モデル一斉発表 第5回

基本性能が大きく強化! 日本HP 2010年新春モデルを発表

2010年01月21日 11時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 日本ヒューレット・パッカード(以下HP)は21日、ノートおよびデスクトップパソコンの新製品を一斉に発表した。インテルのCore i5/3を採用した製品を多数揃えたほか、拡張性を強化したハイエンドデスクトップなどが注目される。


2スロットグラフィックスカードにも対応
ハイエンドデスクトップ HPE 190

HP Pavilion Desktop PC HPE 190

「HP Pavilion Desktop PC HPE 190」(ディスプレーは別売り)。デザインはe9000シリーズとほぼ同じだが、フロントパネルのメッシュ部分が赤系統の色になり、やや派手な印象になった

 新しく登場したミニタワー型パソコン「HP Pavilion Desktop PC HPE 190」は、従来の同社製品より高い性能と拡張性を実現した製品である。同社直販サイト「HP Directplus」での直販モデルと、量販店での店頭販売モデル(以下量販店モデル)が用意される。

 HPE 190は内部構造を拡張性に優れたものに変更し、2スロットタイプのグラフィックスカードを搭載可能となった。また、内蔵HDD用スロットへのアクセスも容易になり、ユーザーによるHDD増設がしやすくなったほか、内部エアフローも改善されているという。

 直販モデルの場合、選択可能なCPUはCore i7-900番台のみで、グラフィックスカードはGeForce GTX 260(ビデオメモリー1.8GB)などNVIDIA製GPU搭載カード3種類、AMD製GPU搭載カード1種類から選択できる。メモリーは最大24GB、HDDは最大2TBを2台まで内蔵できる。また、ピクセラ製の地上/BS/110度CSデジタル放送チューナーを内蔵することも可能だ。

 量販店モデルでは、CPUにCore i7-920(2.66GHz)、グラフィックスカードはGeForce GTX 260、メモリー12GB、1.5TB HDD内蔵という構成になっている。また店頭販売モデルはMMORPG「ファイナルファンタジーXI」の推奨認定モデルともなっている。

 予想実売価格は、量販店モデルが20万円前後、直販モデルは10万円前後からと想定されている。直販モデルは本日から販売開始、量販店モデルは1月下旬発売の予定。

HP Pavilion Desktop PC HPE 190(量販店モデル) の主な仕様
CPU Core i7-920(2.66GHz)
メモリー 12GB
グラフィックス GeForce GTX 260
ストレージ HDD 1.5TB
光学ドライブ 記録型BDドライブ
サイズ 幅170×奥行き385×高さ420mm
質量 約11.9kg
OS Windows 7 Professional 64bit
予想実売価格 20万円前後

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