新CPU搭載 Notebook PC dv7/dv6
大型ノートパソコンの「HP Pavilion Notebook PC dv7」と「HP Pavilion Notebook PC dv6」シリーズは、それぞれインテルの新CPU搭載モデルに変更、あるいは追加された新製品にモデルチェンジした。いずれも直販モデルのみの販売となる。
17.3型ワイド/1600×900ドットのディスプレーを搭載するdv7シリーズは、ノート向けクアッドコアCPU Core i7-820QM/720QMに加えて、新しくCore i5-430M(2.26GHz)が選択可能なCPUに加わり、より安価な構成が可能となった。グラフィックス機能には、独立GPUのGeForce GT 230M(ビデオメモリー1GB)を使用する。
ストレージは最大1TB(500GB×2)のHDDを内蔵可能なほか、128GB SSD+500GB HDDという構成での注文も可能である。また新たに、記録型BDドライブも内蔵可能となっている。OSはWindows 7 Home Premium 32bit版。
予想実売価格は11万5000円前後からと想定されている。2月上旬発売の予定。
15.6型ワイド/1366×768ドットディスプレーを搭載するdv6シリーズは、従来どおりインテルCPU搭載モデル「dv6i」とAMD CPU搭載モデル「dv6a」がラインアップされる。外観の変更点は特にない
製品名 | 液晶サイズ | CPU | GPU | BD/DVD | OS |
---|---|---|---|---|---|
dv6i/CT | 15.6型 1366×768 | Core i7-720QM 1.60GHz、 Core i5-430M 2.26GHz、 Core i3-330M 2.13GHz |
GeForce GT 230M、 CPU内蔵 |
記録型BD、 DVD |
7 Home Premium、 7 Pro |
dv6a/CT | Athlon II M320 2.1GHz、 Sempron M120 2.1GHz |
M880Gチップセット内蔵 | DVD | 7 Home Premium |
dv6iは搭載CPUをCore i7/5/3などに変更し、プラットフォームを一新した。グラフィックス機能はCPU内蔵のほか(i7除く)、GeForce GT 230M搭載も選択できる。また、従来は光学ドライブの選択がBD-ROMドライブかDVDスーパーマルチドライブまでだったのに対して、新製品は記録型BDドライブを搭載可能となっている。OSにWindows 7 Professionalを選択することも可能だ。
dv6iが高性能化を指向したのに対して、dv6aはコストパフォーマンスを重視した方向に変更された。CPUはAthlon II M320(2.1GHz)かSempron M120(2.1GHz)からの選択に変更され、より高速なTurion IIは廃止された。グラフィックス機能はチップセット(AMD M880G、Mobility Radeon HD 4200)内蔵機能を使用する。
予想実売価格は、dv6iが8万円前後から、dv6aは5万5000円前後からと想定されている。2月上旬発売の予定。
直販モデルを強化 Notebook PC dm3
13型級ノートの「HP Pavilion Notebook PC dm3」シリーズは、インテルCPU搭載モデル「dm3i」とAMD CPU搭載モデル「dm3a/CT」が用意されている。直販モデルが性能強化、量販店モデルが低価格路線へと変更され、直販モデルと量販店モデルの違いが明確になっている。dm3iは直販モデルと量販店モデルを用意、dm3aは直販モデルのみとなっている。
製品名 | 液晶サイズ | CPU | ストレージ | GPU |
---|---|---|---|---|
dm3i 直販 | 13.3型 1366×768 | Core 2 Duo SP9300 2.26GHz | SSD 160GB | GeForce G105M |
dm3i 量販店 | Celeron SU2300 1.20GHz | HDD 250GB | GS45チップセット内蔵 | |
dm3a/CT | Turion Neo X2 L625 1.6GHz、 Athlon Neo L335 1.6GHz |
HDD 250GB/500GB、 SSD 128GB |
Mobility Radeon HD 4330、 M780Gチップセット内蔵 |
dm3iは、直販モデルがCPUにCore 2 Duo SP9600(2.26GHz)、グラフィックス機能は独立GPUのGeForce G105Mを搭載する高性能な構成であるのに対し、量販店モデルはCeleron SU2300(1.20GHz)にチップセット内蔵GPUと、CULVノート並みの性能となっている。
dm3aは直販モデルのみとなり、CPUにデュアルコアのTurion Neo X2 L625(1.6GHz)を選択可能になった。ストレージにSSD 128GBを選択したり、Turion選択時はグラフィックス機能も独立GPUのMobility Radeon HD 4330となるなど、高性能な構成を選択可能となっている。
予想実売価格は、dm3iの量販店モデルが8~9万円前後、dm3iの直販モデルが12万円前後から、dm3a/CTが6万5000円前後からと想定されている。dm3iの直販モデルは本日12時、dm3aは2月上旬から販売開始、dm3iの量販店モデルは本日から販売の予定。
Notebook PC dm1
11.1型ディスプレーを搭載するCULVノート「HP Pavilion Notebook PC dm1」は、マイナーチェンジされた新モデルに切り替わった。変更点は、量販店モデルのHDD容量が320GBに増量されたことと、80GB SSDを内蔵した直販モデルが新たに加わった点など。
ディスプレー解像度は1366×768ドット。搭載CPUはCeleron SU2300(1.2GHz)で、メモリーは2GB(量販店モデルの場合)。重さ約1.5kgで、バッテリー駆動時間は最大約8時間程度とされている。
予想実売価格は、量販店モデルが6~7万円前後、直販モデルが7万円前後からと想定されている。直販モデルは本日12時から販売開始、量販店モデルは本日から販売の予定。
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