このページの本文へ

Core i7/5/3搭載の省スペースPC Endeavor MR4000発売

2010年01月13日 11時30分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
Endeavor MR4000

Endeavor MR4000(ディスプレーはオプションです)

 エプソンダイレクト(株)は13日、省スペースなスリムタワーボディーに最新CPUを搭載する「Endeavor MR4000」を発売した。

 MR4000は、同社の省スペースデスクトップシリーズの最新機種で、新CPUとマザーボードに合わせてデザインも一新された製品である。本体サイズは幅98mm、高さ367mmと、コンパクトな筐体を実現している。

 最大の特徴は、8日に発表されたばかりのインテル製最新CPUを搭載可能な点にある。CPUラインナップには、CPU内にGPUを搭載したデュアルコアCPU「Core i5/3」(コード名Clarkdale)や、2009年9月に登場したクアッドコアCPU「Core i7」(同Lynnfield)など、ハイエンドからバリューセグメントまで、6種類のCPUが用意されている。

 グラフィックスカードとしては、ロープロファイルタイプのRadeon HD 4650やGeForce GT 220、NVIDIA Quadro FX 370が用意されている。CPUにCore i7を選択した場合には、グラフィックスカードの選択が必須となるが、Core i5/3/Pentium G6950選択時には、CPU内蔵型GPUを使えるので、グラフィックスカードは不要となる。

 メモリーは最大8GBまで。HDDは1台で最大1TB、2台まで内蔵可能で、RAID 0/1構成での注文も可能である。光学ドライブにはBDコンボドライブ/DVDスーパーマルチドライブ/DVD-ROMドライブの3種類が用意される。またインターフェース類も豊富で、USB 2.0×9や映像出力(HDMI、アナログRGB)、IEEE 1394のほかに、パラレルポートやPS/2キーボード/マウスの端子も備える。またオプションで、Media Center対応地デジチューナーカードや、シリアルポート拡張カード、eSATAインターフェースカードなども選択可能である。

 搭載OSは、Windows 7 Home Premium/Professional/Ultimateの32bit/64bit版と、Windows XP Professional(7 Professionalダウングレード)が用意されている。価格は6万4890円から。また、キャンペーン「冬のわくわくセール」が同日から実施されており、MR4000で10万5000円以上の構成を選択した場合は、1セットにつき1万500円の値引きが受けられる。

Endeavor MR4000の主な仕様
CPU Core i7-870(2.93GHz)/860(2.80GHz)、
Core i5-670(3.46GHz)/661(3.33GHz)、
Core i3-540(3.06GHz)、Pentium G6950(2.80GHz)
メモリー 1~8GB
グラフィックス Radeon HD 4650/GeForce GT 220/Quadro FX 370/CPU内蔵(Core i5/3/Pentiumの場合)
ディスプレー オプション
HDD 250/500GB/1TB、最大2基
光学ドライブ BDコンボ/DVDスーパーマルチ/DVD-ROMドライブ
サイズ 幅98×奥行き405×高さ357mm(スタンド除く)
OS Windows 7 Home Premium/Professional/Ultimate(32bit/64bit版)、Windows XP Professional
価格 6万4890円から

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中