エプソンダイレクト(株)は13日、省スペースなスリムタワーボディーに最新CPUを搭載する「Endeavor MR4000」を発売した。
MR4000は、同社の省スペースデスクトップシリーズの最新機種で、新CPUとマザーボードに合わせてデザインも一新された製品である。本体サイズは幅98mm、高さ367mmと、コンパクトな筐体を実現している。
最大の特徴は、8日に発表されたばかりのインテル製最新CPUを搭載可能な点にある。CPUラインナップには、CPU内にGPUを搭載したデュアルコアCPU「Core i5/3」(コード名Clarkdale)や、2009年9月に登場したクアッドコアCPU「Core i7」(同Lynnfield)など、ハイエンドからバリューセグメントまで、6種類のCPUが用意されている。
グラフィックスカードとしては、ロープロファイルタイプのRadeon HD 4650やGeForce GT 220、NVIDIA Quadro FX 370が用意されている。CPUにCore i7を選択した場合には、グラフィックスカードの選択が必須となるが、Core i5/3/Pentium G6950選択時には、CPU内蔵型GPUを使えるので、グラフィックスカードは不要となる。
メモリーは最大8GBまで。HDDは1台で最大1TB、2台まで内蔵可能で、RAID 0/1構成での注文も可能である。光学ドライブにはBDコンボドライブ/DVDスーパーマルチドライブ/DVD-ROMドライブの3種類が用意される。またインターフェース類も豊富で、USB 2.0×9や映像出力(HDMI、アナログRGB)、IEEE 1394のほかに、パラレルポートやPS/2キーボード/マウスの端子も備える。またオプションで、Media Center対応地デジチューナーカードや、シリアルポート拡張カード、eSATAインターフェースカードなども選択可能である。
搭載OSは、Windows 7 Home Premium/Professional/Ultimateの32bit/64bit版と、Windows XP Professional(7 Professionalダウングレード)が用意されている。価格は6万4890円から。また、キャンペーン「冬のわくわくセール」が同日から実施されており、MR4000で10万5000円以上の構成を選択した場合は、1セットにつき1万500円の値引きが受けられる。
Endeavor MR4000の主な仕様 | |
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CPU | Core i7-870(2.93GHz)/860(2.80GHz)、 Core i5-670(3.46GHz)/661(3.33GHz)、 Core i3-540(3.06GHz)、Pentium G6950(2.80GHz) |
メモリー | 1~8GB |
グラフィックス | Radeon HD 4650/GeForce GT 220/Quadro FX 370/CPU内蔵(Core i5/3/Pentiumの場合) |
ディスプレー | オプション |
HDD | 250/500GB/1TB、最大2基 |
光学ドライブ | BDコンボ/DVDスーパーマルチ/DVD-ROMドライブ |
サイズ | 幅98×奥行き405×高さ357mm(スタンド除く) |
OS | Windows 7 Home Premium/Professional/Ultimate(32bit/64bit版)、Windows XP Professional |
価格 | 6万4890円から |