行ったら終わってた!
六本木の寧々さんケーキ
寧々さんをこよなく愛する筆者(末岡)が向かったのは、ギロッポンの「グッディ・フォーユー六本木」。ASCII.jpで仕事をしていたら、取材以外ではまったくもって近寄ることのない土地だ。屈強なガイジンとホストとキャバ嬢が闊歩し、クラブ(DJがいるほう)とクラブ(お酒を飲むほう)では若者が青春を謳歌している。そんなイメージ。
そんな人種とは接点がないので、普段なら絶対行かないが、寧々さんのケーキが待っているとなれば話は別だ。意を決してお店に向かうと……、屈強なガイジンもリア充たちもいなかったが、なんと同じ寧々さんのケーキを求めるカレシであり、同士であり、強敵(とも)がズラリと並んでいた。
遅かった~! 筆者が到着したのは8時45分くらいだったが、コナミの話によると8時半には整理券の配布を終えたとのこと。休日の朝早くから電車に乗ったのに! しょうがない、仕事をしよう……。
お店の前に並んでいる、栄誉ある先頭の人に話を聞く。8時に情報公開だったけど、何時頃来たの?
「住んでるのは茨城なんですが、職場が東京なので、仕事帰りに徹夜で飲んで、そのまま始発で(笑)。5時くらいには六本木にいました。なんでココに並んだのかというと、ケーキに詳しい同僚の女の子に聞いたら、六本木か吉祥寺のお店だと。イチかバチかで六本木に賭けました。当たって良かったです」
実は寧々さんケーキのお店は某巨大掲示板では前日に割れていたらしいのだが、そのような情報戦を制し、ケーキを一番にゲットできる栄誉を勝ち取ったのは素晴らしい。その行動力と幸運に乾杯!
こうして、大きな混乱もなく、無事に11時にケーキは発売され、選ばれし100人が寧々さんケーキを持ち帰った。
筆者はというと、手ぶらで帰るワケにもいかないので、店頭で販売されていた寧々さんケーキとまったく同じケーキ「マスカルポーネチーズの入ったストロベリーケーキ」を買って帰り、むせび泣きながら食したのだった……。
見よ! これが寧々さん印の「マスカルポーネチーズの入ったストロベリーケーキ」だ! このケーキ限定のARカードと、特製のチョコレートが付いている。ちなみにこのチョコ、寧々さんだけホワイトチョコなのである! 寧々さん派としてはちょっぴり優越感(笑)
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