掃除の手順#2 しつこい汚れを拭って拭って拭い取ろう
ブローで飛ばないホコリや、ケース外側のヨゴレ、液晶ディスプレイ表面などに関してはやはりウェットティッシュで拭うのが一番。ケースやノートPC、キーボードを拭うための除菌タイプと、液晶用の2種類があるが、液晶用のほうはより柔らかく目の細かい繊維を採用していて液晶面にキズを付けにくく、拭き跡も残りにくいようになっていて綺麗にしあがる。さらにウェットではないドライタイプを仕上げとして拭くと完璧だ。
バッファローの「ウェットティッシュクリーナー“除菌”大判厚手25枚」「ウェットティッシュクリーナー“液晶用”大判厚手25枚」「液晶用ドライタイプ(液晶画面拭き仕上げ用・50枚入り)」を使用してみた。除菌タイプは孟宗竹エキスなので手荒れもしにくい。液晶用はエタノール系
極端に汚い液晶面を拭ってみた。画面上が液晶用、下の若干色が異なる部分が除菌用。やはりエタノール系に比べて若干乾燥が遅いためか除菌タイプでは拭きスジが残ってしまい、やはり液晶は液晶用を使ったほうがよいだろう
ドライタイプと言ってもいわゆる「普通」のティッシュではなく、微細な紙クズ(パルプくず)が出ないタイプだ。ノートPCやデスクトップ表面にこびり付いた頑固な汚れならば、家庭用の中性洗剤を使ってウエスやペーパータオルで拭き上げるのが基本だが、ノートPCなどをあまり強く磨くと表面加工が剥がれることもあるので、クリーナー液で吹きつけてからしばらく置いて汚れが浮いたところを拭くのが基本だ。
強い汚れであればクリーナー液を併用。ロアスの「クリーニングフォームS」はムース状の泡が汚れを落とす
泡はかなり固めでまとまって出るため、スプレーほど飛び散らないのでスポット汚れ落としに向いている
シールを剥がしたあとなど、どうしても落ちないベタベタはシール剥がし用薬品で。バッファロー「ラベルはがしスプレー」は有機溶剤なので使う場所には気を付けたいが、シールやテープ、ラベルなどを剥がしたあとに残る糊は確実に落とすことができる。ちなみにこの種の付いてくる小さなヘラ、とっておくとCPUグリスを塗りつけるときにとても便利
パソコン掃除便利グッズ2――汚れ取りに役立つ5製品
・ バッファロー「ウェットティッシュ“除菌”25枚入り」 620円(Amazon)
・ バッファロー「ウェットティッシュ“液晶用”25枚入り」 756円(Amazon)
・ バッファロー「液晶用ドライタイプ 50枚入り」 819円(Amazon)
・ ロアス「クリーニングフォームS」 580円(Amazon)
・ バッファロー「Arvel ラベルはがしスプレー」 791円(Amazon)