秒間7コマの高速連写
連写速度は、通常の光学ファインダー使用時では秒間5コマ、ライブビュー時で秒間4コマと普通だが、「速度優先連続撮影」では秒間7コマの連写ができる(上の写真)。ただし、ピント位置と露出が最初の1コマ目で固定されてしまい、AFも露出も追従しない。動きのある被写体の場合には、追うのはちょっと難しい。
付属の標準ズームレンズもチェック!
α550ではズームレンズ付きのレンズキットを2つ選べる。標準ズーム18-55mm F3.5-5.6付きと高倍率ズーム18-200mm F3.5-6.3付きの2種類があり、今回は標準ズームキットを試用した。
動画機能が不要ならおススメの1台
DROやHDRの機能はかなり素晴らしい。オートのままでほぼ適正な効果が得られるので、難しく考えてあれこれ設定をいじらないでも十分な効果が得られる。
絵作りの傾向としては、発色が高く、コントラストも高い。基本的にDROを入れておくのがよさそうだ。使っていて気に入ったのが可変する背面液晶。アングルの自由度が高く、つい意味もなく使ってしまった。
暗部補正機能やHDR機能、高感度性能など、かなり高い能力を持っている。動画機能がないのは残念だが、それ以上に使い勝手のある機能が満載だ。動画が必要なく、普通にキレイな絵を撮りたいならおすすめ度は高い。