このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

気になる機能てんこ盛り! ソニー「α550」をチェック

2009年10月08日 16時00分更新

文● 周防克弥

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ソニーのデジタル一眼レフカメラ「α550」がようやく国内で正式発表になり、10月22日に発売されることが決まった。実売価格はボディのみで9万5000円前後。

 撮像素子に「Exmor」を採用し、撮像素子によるライブビューが可能になっているほか、HDR撮影や最高感度ISO 12800に対応など、気になる機能が多く搭載される。今回製品版前の評価機を入手したので、早速その機能と性能をチェックしてみた。


本体はやや大きめ?

「α550」の外観。グリップ部分が一般的な形状になった。シャッターボタンの位置が外にずれて、持ったときに自然に指が行く位置になっている

 外観は従来からの「α380」や「α330」に準じたデザインになっているが、グリップ部分は少し特徴的だった380&330に比べて一般的な形状になっている。大きさは幅137×奥行き84×高さ104mmと、380に比べて一回り弱程度大きくなり、重さも(バッテリー、メディア別で)599gと重量感を感じる。

ボタンの配置や機能は一般的

背面のボタンの配置や機能は一般的。「Fn」ボタンを押すと撮影機能に簡単にアクセスできる。「AEL」ボタンが復活したことで再生時の拡大縮小が簡単にできるようになった。ファインダーの下部には従来機同様に「アイスタート」のセンサーが設置され、顔とファインダーに近づけると自動的にAFスタートをさせるように設定も可能だ。また顔を近づけると背面液晶の表示が消える

左側にはモード変更用のダイアル、右側シャッターボタンの周辺にはライブビュー切り替えやダイナミックレンジ関係、ドライブ系、感度設定のボタンが並ぶ

本体上部の左側にはモード変更用のダイアル、右側シャッターボタンの周辺にはライブビュー切り替えやダイナミックレンジ関係、ドライブ系、感度設定のボタンが並ぶ

液晶モニターは上下に90度まで可変する。横方向には動かないがハイアングルからローアングルまでアングルの自由度が高い

記録メディアはメモリースティックDuoとSDメモリーカードに対応。2枚を同時に挿すことができるが、使用できるのは片方だけで、物理的にスイッチで切り替えて使用する

HDMI出力が可能。同社液晶テレビの「ブラビアリンク」に対応しているので、記録された画像の再生をブラビアのリモコンから操作可能だ

 可変液晶モニターが搭載されていることもあり、見た目の印象や持った感じでは結構大きく感じる。特にグリップ部分で厚みを感じ、手が小さいと手に余ってしまう感じだ。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン