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“マルチタッチ”対応の省スペース&スタイリッシュ機

Studio One 19──タッチパネルが快適な一体型PC  (3/3)

2009年10月09日 10時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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BDやTV機能に加え、Windows 7への無償アップグレードも

 最近ではネットブックの流行で、一体型パソコンでも低スペックで低価格を指向したネットトップと呼ばれる製品が増えているが、Studio One 19はパソコンとしての基本性能も充実している。今回試用した機材はCore 2 Duo E7500(2.93GHz)をCPUに、メモリーは4GBを搭載している。また、グラフィックス機能はチップセット内蔵型としては高性能で知られる「GeForce 9400」を選択している。「ハイエンドゲームもバリバリに!」というパソコンではないが、Atomベースのネットブック/ネットトップよりはるかに高性能で、ネット動画視聴やオンラインゲームにも十二分に楽しめる。

評価機でのVistaエクスペリエンスインデックスの値

評価機でのVistaエクスペリエンスインデックスの値。高性能を重視する種類のパソコンではないが、いずれも充実した性能を誇っている

 さらに、CPUには最高でCore 2 Quad Q8200(2.33GHz)を、光学ドライブにはBDコンボドライブも選択できる。内蔵型テレビチューナーは持たないが、オプションアクセサリーとして、SKnetやバッファローのUSB接続型地上デジタル放送チューナーやワンセグチューナーを用意している。地デジチューナーセットモデルもラインナップされている。AVを楽しむパソコンとしても、十分な性能を持っていると言えよう。

 評価機の構成での価格は約12万円(本稿執筆時点の価格、最新の価格はデルのウェブサイトを確認のこと)。基本性能に加えてタッチスクリーンという特徴も合わせると、かなりお買い得と言える製品だ。さらに、デル製品はWindows 7への優待アップグレードが無料という特典もある。個人のデスクはもちろん、タッチ操作の利点を生かして家族で共用するパソコンにも適する1台である。

       
Studio One 19の主な仕様(評価機構成)
CPU Core 2 Duo E7500(2.93GHz)
メモリー 4GB
グラフィックス GeForce 9400チップセット内蔵
ディスプレー 18.5型ワイド 1366×768ドット
HDD 500GB
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
無線通信機能 IEEE 802.11b/g
カードスロット7メディア対応カードスロット(SD/SDHCメモリーカード、メモリースティック/PRO、xD-ピクチャーカードなどに対応)
インターフェースUSB 2.0×6(側面2、背面4)、10/100BASE-TX LANなど
サイズ 幅558×奥行き195×高さ395mm
OS Windows Vista Home Premium SP1 64bit版
価格(本稿執筆時点) 11万9880円(最小構成価格 7万9980円から)

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