「ガチでうまい」とユーザーが大絶賛の歌姫も
影山一郎氏
次の合格者は影山一郎氏。名前の通り、影山ヒロノブ氏や水木一郎氏の物真似に定評がある方で、オーディションには影山ヒロノブ氏を真似た「CHA-LA HEAD CHA-LA」で参戦した。ユーザー投票は41.9%だったものの、気迫あふれる歌声を披露して、今回のオーディションでは唯一、審査員の都倉氏からの票を獲得して合格となった。
アフロのカツラに革ジャンという奇抜な見た目は、タレント・ブラザートム氏を意識しての格好だという。そのファンキーな見た目とは裏腹に、とても真面目な言動でオーディションに臨んでいたのが印象的だった。
キャシャさん
最後はキャシャさん。某自動車メーカーのCMソングとして知っている人も多いであろう曲、ジャーニーの「Open Arms」にて参戦。「日本語でおk」といったコメントが流れる中、「ガチでうまい」ということでユーザー票でダントツの79%もの票を獲得。見事、合格を手中に収めた。
インタビューでも、非常に真面目なコメントを頂戴した。2次オーディションもぜひ頑張って!
来年2月にファイナル ニコ生「スター誕生」に目が離せない!?
今回の一次審査突破者はいずれも個性派揃いで、今後どういったパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみだ。特に今回印象的だったのは、「決してニコ動での『投稿動画』で有名な人だけではない」ということ。
ユーザー生放送は急激に拡大していて、「本家」のニコ動とはかなり毛色の違った番組や視聴者が集まってきている。ニコ動ユーザーの中には「よく分からないからパス」という人もいるだろうが、それはもったいない。今回の参加者だけを見ても、非常に魅力的な才能の持ち主であふれているのが分かるだろう。今後のオーディションの動向も気になるが、あわせてユーザー生放送にも注目していきたいところだ。
繰り返しになるが、今後のスケジュールとしては、1次オーディションを数回行なった後、12月に2次オーディションを開催。翌年1月にセミファイナル、そして2月にファイナルという流れだ。誰が優勝を勝ち取って、「スター誕生」の晴れ舞台に立てるのか。これは目が離せない。
一次審査の応募は10月8日まで受け付けているので、「我こそは!」と考えている人はぜひとも応募してみるといいだろう(応募ページ)。最後に、今回のオーディションについてひろゆき氏に総括のコメントをいただいたので、その声をお届けしよう。
筆者紹介──全農連P
ニコ動において、マッシュアップを投稿し、IKZO(吉幾三)をネタにした作品で注目を集める。代表作品は「ポリ幾三」「StarrySky IKZOLOGIC Remix」など。最新作は「Just Be Packaged」。ASCII.jpの姉妹紙「ワクテカ」」でもニコ動関連のコラムを執筆中。現在、11月11日公開に向けて、IKZO合作動画を鋭意製作中。わかむらPやチーターガールPなど、有名Pも参加予定なので乞うご期待!