久々にカオスな取材だった──。
K-1ファイター・長島☆自演乙☆雄一郎選手やDREAMの青木真也選手が、リングの上でなぜか「パンツレスリング」で戦っている。有名選手が白いパンツで大股を広げられるという辱めを受けているのだ。かと思えば、会場のお客がリングに上げられて、公開スパンキング(お尻ペンペンです)されて喜びの声を上げている。
正直な感想を言おう。一体、何なんだこれは(笑)。
筆者が面食らったこの催し物こそ、ニワンゴが企画した「ビリー・へリントン 歪みねぇプレミアムイベント」。ニコニコ動画(ニコ動)に関係するファンイベントだ。
ビリー・ヘリントン氏といえば、レスリングシリーズという一連の動画で人気を集めた、ニコ動ファンなら知っていて当然の人物。そのマッチョなボディーから「兄貴」の愛称で呼ばれている。彼がどういう人となりなのか、なぜ人気を集めたのかという経緯は、今年2月に来日した際のこちらの記事を参考にしてほしい。
そのビリー兄貴が再び来日を果たし、このファンとの対面が17日に実現した。非常に人気を集めたイベントで、事前にニコ動のプレミアム会員向けに100名の観戦希望を呼びかけたところ、応募が殺到して2600名にも達したという。さらに会場の様子は、ニコ動内の「ニコニコ生放送」にて、1万人を超えるユーザーに生中継された。
イベントのキーワードは、ズバリ「男魂の注入」だ。
要するに「パンツレスリング」シリーズで有名なスパンキングのことだが、この前取材した著名なレスラーのキャッチフレーズと似ているのは気のせいだろうか?
それはともかく、会場では10名ほどのファンがビリーに「男魂」を注入されて喜びの声を上げていた。ほかにもビリー兄貴に直接話が聞ける質問タイムがあったりして、まさにファン卒倒モノの内容だっただろう。
その常に笑いと歓声が絶えなかったカオスな様子を写真とビデオでお届けしよう。なお、動画の視聴には、ニコ動のアカウントが必要だ。
※まずはビリーとファンとの交流をチェック!