IEEE 802.11n対応無線LANや
Bluetooth 2.1＋EDRをサポート
インターフェースとしては、USB 2.0を3基に10/100BASE-TX LAN、アナログRGB出力などを備えているほか、SD/SDHCメモリーカードスロットも搭載している。さらに、3つあるUSBポートのうち、左側面のポートは、電源オフ状態でもUSB機器に対して給電が行なわれる「パワーオフUSB充電」機能に対応している。電源オフ状態でも、接続した機器へのUSB給電が可能なので、携帯電話やポータブル音楽プレーヤーなどの充電に便利だ。
また、ワイヤレス通信機能が充実していることも特筆したい。IEEE 802.11b/g/n(Draft 2.0)対応の無線LAN機能を搭載するほか、Bluetooth 2.1＋EDRもサポートしており、Bluetooth対応機器も利用できる。また、液晶ディスプレー上部に131万画素のWebカメラと2アレイマイクを備えており、ビデオチャットなどに利用可能だ。
本体前面。左側にSD/SDHCメモリーカードスロットを用意
本体左側面。100BASE-TX LAN、USBが用意されている。こちらのUSBポートが「パワーオフUSB充電」機能に対応している
本体右側面。マイク入力、ヘッドホン出力、USB 2.0×2、アナログRGB出力が用意されている
大容量バッテリーを標準搭載！
約8.5時間駆動を実現
BR330/TAのハードウェア仕様は、基本的にBL300/TAを継承しているが、付属のバッテリーが3セルの標準バッテリーから6セルの大容量バッテリーへと変更されていることも大きな特長だ。
6セルの大容量バッテリーが付属。大容量バッテリーを装着することでキーボードが手前にややチルトするので、より快適にタイピングできる
標準バッテリー搭載のBL300/TAの場合、公称のバッテリー駆動時間は約4.2時間だが、BR330/TAでは2倍の約8.5時間の長時間駆動を実現しており、電源のないところでも安心して利用できる。大容量バッテリーを装着した状態でも重さは約1.32kgと軽く、気軽に携帯できる範囲に収まっている。また、大容量バッテリーを装着することで、キーボードが手前にやや傾斜し、タイピングがしやすくなるという利点もある。
プレインストールアプリも充実
ネットブックはコストを重視して、アプリケーションはほとんどインストールしていないのが一般的だ。BR330/TAでは、Luiクライアント機能を実現する「PCリモーターソフト」以外にも、さまざまなアプリケーションをプレインストールしている。
NEC独自のランチャーソフト「LaVie Lightメニュー」に、オフラインとオンラインの辞書を利用できる「デ辞蔵PC」、病気やケガなどについて調べることができる「家庭の医学」など、実用的で便利なソフトがプレインストールされているのも嬉しい。
NEC独自のランチャーソフト「LaVie Lightメニュー」。シンプルでわかりやすいランチャーだ
プレインストールされている辞書ソフト「デ辞蔵PC」。ローカルのオフライン辞書とインターネット経由で利用するオンライン辞書の両方に対応していることが特徴
