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ソニックウォールが小型UTMラインナップを拡充

リビングでも違和感のない白いUTM「TZ 200」

2009年07月31日 14時45分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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7月31日、ソニックウォールはSOHO向けUTMの新モデル「TotalSecure TZ 200」を発表した。超小型の新筐体を採用するとともに、パフォーマンスや機能面も上位機種と同じレベルを実現した。

丸みを帯びた白筐体を採用

TZ 200について説明するソニックウォール日本支社 システムエンジニア 奥山剛史氏

 ソニックウォールのUTM製品は、キャリア向けの「NSA E-Class」、企業向けの「NSAシリーズ」とともに、SOHO向けの「TotalSecureシリーズ」を展開している。今回紹介された「TotalSecure TZ 200」は2007年6月に発表した「TotalSecure TZ 180」の上位機種となるモデルで、2009年4月に発表した「TotalSecure TZ210」よりもエントリ向けの機種となる。

Total Secure TZシリーズのラインナップ

 TotalSecure TZ 200で一番注目したいのが、丸みを帯びたホワイトの新筐体。TZ 210もブロードバンドルータと同等サイズの小型筐体を採用しているが、TZ 210はさらに小型。まさに手のひらサイズを実現している。また、「弊社が色に関して調査した限りで、一番違和感を感じないホワイトを採用しました」(奥山氏)とカラーリングにもこだわった。5つの10/100Mbpsのポートのほか、将来的に対応する3Gカード接続用のUSBポートを搭載している。

ほぼ正方形の丸みを帯びた筐体を用いたTZ 2005つの100Mbpsポートを搭載する

 SOHO向け製品でありながらも、パフォーマンスは高く、ファイアウォールスループットは100Mbps、VPNスループットも75Mbpsを実現。すべてのフィルタをオンにするUTMスループットでも、TZ 180に比べて3.5倍の35Mbpsを実現した。また、SOHO向けモデルながら複数台による機器のHA(High Availabirity)構成もサポートしている。

最新OSではSSL-VPN機能の強化
BonjourやiPhone VPN対応

 ソフトウェアはファイアウォール、VPN、アンチウイルス、アンチスパイウェア、IPS、コンテンツフィルタリングなどを統合した最新の「SonicOS 5.3」を搭載。同社が売りにするパケット再構築をせずにデータをストリーム精査するRFDPIも、他のTotalSecureシリーズやNSAシリーズと同じように利用できる。

 最新の5.3ではNet Extenderというエージェントソフトを採用したSSL-VPNによるリモートアクセスをサポート。また、アップルが採用する自動検出・接続プロトコルであるBonjourのほか、iPhoneのL2TPによるVPNにも対応した。さらにコンテンツフィルタリングが強化され、IPアドレスごとでのフィルタリングの指定、ブロックサイトのカスタマイズなどが可能になっている。

 同じSOHO向けモデルのTZ 200とTZ 210はセッション数やパフォーマンスが違うほか、ギガビット対応、ステートまで引き継ぐHA構成のサポート、そしてアプリケーションファイアウォールの有無などが異なっているという。

新しく発表されたTZ 200(左)と4月に登場したTZ 210(右)

 単体での収益性が高くない安価なSOHO向けモデルの投入に関しては、「ハードウェア単体で収益を出すのではなく、数量の多さとライセンスでビジネスにできている」(奥山氏)という意義があるという。ライセンスの収益率が高いソニックウォールのビジネスモデルが背景にあるというわけだ。

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