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事例でみるBento for iPhone活用術

2009年07月13日 20時00分更新

文● 倉田吉昭、MacPeople編集部

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「Bento for iPhone and iPod touch」の強みは、Mac用の「Bento 2」と連携しつつ、iPhone/ iPod touchでどこでもデータを入力・閲覧できる点。ここではモバイルにフォーカスを当てた用途を提案しながら、その可能性を探っていく。


ハードの特性を生かした分担で情報管理の効率アップ

「Bento for iPhone and iPod touch」(以下、モバイル版Bento)は、OS X用の「Bento 2」(以下、Mac用Bento 2)をiPhone/iPod touchに移植しただけのソフトではない。住所をタップしてiPhoneの「マップ」で地図を表示する、カメラで撮影した写真をデータベースに張り付けるなど、iPhoneの機能と密接に連携している。

 半面、iPhoneのハードウェア的な制約から、大量のデータ入力は苦手だ。データベースの設計や主なデータの新規入力はMacで済ませ、閲覧や修正、ちょっとしたデータの入力はiPhoneを使う──というように、Mac用Bento 2と連携させることで真価を発揮する。さまざまなデータベースを取り込んで持ち歩こう。


Macとの連携も可能なパーソナルデータベース

Bento for iPhone and iPod touch Bento for iPhone and iPod touch

価格:600円
開発元:米FileMaker社
カテゴリー:仕事効率化
サイズ:3.0MB
iTunes Storeで見る

モバイル版Bentoは「フィールドの定義」「レコードの作成」「データの閲覧」という3ステップで利用できるシンプルなデータベースだ。データベースといっても、肩ひじ張らない柔軟さが魅力。メモのような気軽さで使っていこう

データベースを3ステップでカンタン作成

Bento for iPhone and iPod touch

最初は「フィールド」(入力項目)を定義する。テンプレートには基本的なものが用意されている

Bento for iPhone and iPod touch

「レコード」(各データ)を追加してフィールドに入力。1件ずつ間違えずに入れていこう

Bento for iPhone and iPod touch

入力が終わったら閲覧モードで利用する。データ件数はメモリーが許す限り無制限に増やせる


次のページからは、具体的なデータベースを例にあげて、モバイル版Bentoの活用方法を紹介していく。


(次ページに続く)

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