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新世代のデータセンター資産管理ツールをビジュアル解説

データセンター設計はアボセントの「AMIE」におまかせ

2009年07月13日 09時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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DSview3との連携でAMIEからコンソールに
直接ログイン

 アボセントならではの機能として、同社のKVMスイッチやシリアル機器、電源管理機器との連携機能が挙げられる。「DSView3」という同社の管理ツールを介して、AMIEのビューから直接サーバのコンソールにアクセスできるのだ。

AMIEとDSView3との連携でサーバにアクセスする。もちろん、BIOSレベルから管理可能

ネットワーク機器などシリアル経由で管理する機器にもアクセス可能

どの機器がどのコンセントにつながっているかなど、電源管理も実現する

消費電力などを過去にさかのぼって確認できるので、電力消費の遷移も調べられる

 このようにAMIEでは、データセンターの設計や管理に関わるユーザーに役立つ機能が満載されている。今までカタログを片っ端から調べて、ExcelやVisioに落とし込んでいたプランニング作業が、AMIEを使えば簡単に行なえる。特に熱量や電力消費などの設計を適切に行なえるのは、大きなメリットだ。各種の情報はExcelやPDFに出力してくれるので、レポーティングツールとしても役立つ。

 現在のAMIEは英語版だが、年内には日本語化する予定。シェイプに関しても、オプションとして生成してくれるサービスを用意しているという。今後は資産管理やワークフローとの連携も視野に入れるとのことで、総合的なデータセンター管理ツールに育っていきそうだ。

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