9月7日、米アボセントコーポレーションは、KVMスイッチの新製品「AutoView 3008」と「AutoView 3016」を発表した。両者は、同社がデジタルKVMアプライアンスと呼んでいる製品。ローカルおよびネットワーク経由で、PCやサーバ、シリアル機器の遠隔操作が可能になる。
対応可能なデバイスは、USBとPS/2、Sunのキーボード/マウス、および1600×1200ドット(60Hz)までのディスプレイ。ネットワーク経由での操作はWebブラウザから可能で、ネットワーク上のデータはSSLや3DES、AESによる暗号化が行なわれる。
同社独自のシステムオンチップ(SOC)技術を採用。KVM機器に必要なアナログおよびデジタルの両機能をASIC(Application Specific Integrated Circuit)に統合しているという。