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4代目となる南極観測船「2代目しらせ」がお披露目!

2009年07月24日 18時00分更新

文● 伊藤 真広

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まずは、居住エリアから

 乗船した我々がまず通されたのは、観測隊ネットワーク室という観測隊員たちの艦内作業室。この部屋で簡単な見学に関する注意事項や今回の見学コースについての説明が行なわれ、船内見学はスタートした。それでは、写真とともに新型しらせの中を見ていこう!

しらせの通路は、擦れ違うのに体を避けなければならない一般的な護衛艦に比べると1.5倍くらいの広さがあり、楽々と通行できる

我々が通されたのは、南極地域観測隊員たちが船内で研究などを行なうためのネットワーク室。この部屋にはLAN設備が整えられており、南極地域観測隊員達用の船内ネットワークに接続することができるという

こちらは南極地域観測隊員の食堂。しらせが収容できる最大人数80名全員が一度に食事できる座席が用意されている。奥にはソファースペースもあったほか、電子レンジや電気ポット、コーヒーメーカーなども用意されていた

こちらは一般の南極地域観測隊員の船室。基本は2人で1部屋を使用し、男女ともに同じ造りになっている

こちらは南極地域観測隊員副長の部屋。隊長の個室は、隊員たちが集まって打ち合わせができるスペースなども用意されており、副長室よりもさらに広いという

新型しらせの全てのトイレには、日本が誇るトイレ機器である洗浄器が付けられていた。洗浄に使用される水は真水とのこと

先代のしらせでは乗船することが想定されなかったため、用意されていなかったウェーブ(女性士官)用の部屋。2人部屋で風呂も用意されていた。ちなみにしらせの風呂事情だが、航海中に浴槽で使用するのは他の護衛艦同様、海水となっている

(次ページへ続く)

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