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T教授の「戦略的衝動買い」 第58回

これは欲しい! 組み立て自在な「おしゃれランプ」

2009年07月09日 12時00分更新

文● T教授

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セットの内容が絶妙

ジョイント金具には、フラットキー(4個)とスパイラルキー(2個)という2種類がある。並行につなぐときはフラットキーを、90度の角度に配置したい場合はスパイラルキーを使う

 TTLはアクリル製のブロックランプと、それらを相互につなぐジョイント金具からなる。ランプとコネクターの形を標準化し、つなぎ方を単純化することで、ユーザーの好みに合わせて手軽に組み合わせられるようになっているのが特徴だ。

 「セット売り」という販売方法も上手だ。この手の商品にはよくあることだが、すべてのパーツを単体販売してしまうと、多くの購入希望者は何から買って、どう組み合わせたらいいのかと悩んでしまうだろう。そこで現在のTTLは、ブロックランプ4個と6個のコネクターキー(フラット4個・スパイラル2個)、ACアダプターというセットで販売している。

 キットには、ポップカラーをベースにした「キャンディカラー」と、筆者が購入したシックな「チョコレートカラー」の2種類がある。2つのキットを混ぜ合わせるには相当のデザインセンスが必要だが、同じカラーキットなら、最初から複数購入して、大規模なインテリア照明を組み立てても破綻しにくいだろう。

Twist Together Lamp(右)とTwist Together Shelves(棚・左)

チョコレートカラーのランプキットには、キャラメルカラーのランプが4個、ACアダプター、コネクトキーが6個(フラット4個、スパイラル2個)含まれている

4個のランプを6個のキーで接続してインテリアランプを作る

ランプのうち、1個にはACアダプターのコネクターがある(中央の光ってるランプ)

ランプの上に小物を配置した場合。周囲にレイアウトしてもいいだろう

キットには、大きな棚2枚と小さな棚2枚、コネクター4個が含まれている

 さらに別売のTTL専用シェルフ(棚)キットを用意すれば、単なるインテリア照明から、TTLを飾り棚やミニユニット家具に仕立て上げられる。大小たった3枚のアルミニウムカラーの棚板だが、TTLと同じ、標準化されたコネクターキーで接続可能だ。

 TTL4個と棚板3枚の組み合わせは、無限大近くに思える。筆者は、TTLのチョコレートカラーキットと棚板で、縦型や横型のミニユニット家具を作ってみた。組み立て作業は、あらかじめ用意された接続穴にコネクターキーでつないでいくだけなので極めて簡単だ。試行錯誤して、何度もやり直してもまったく苦にならないところが素晴らしい。

ロックンロールな「お兄い」や「お姉」なら、こんなレイアウトもありかも……

玄関のシューズボックスに置いてみた。同じレイアウトでも受ける感じは周囲によって大きく変わる。インテリアの楽しいところだ

悩みながら適当に組み上げたら、なんとなくラスベガスのステージのようになったので、ラスベガスで買ったPlaymateを並べて見た。インテリア性は罰ゲームの範囲かも……

普段、机の上で使っているステーショナリーのトレイとして使えばなかなかいい感じ

 趣味の小物や、フィギュァ、CD、DVD、ステーショナリーなどを好みで配置することで、インテリア性が加速する。フラットキーとスパイラルキーの2つを上手く使い分けることで、TTLや棚板の角度を90度変更して、ますます完成型のバリエーションを増やせる。

 筆者の「衝動買い魂」は、ツイスト・トゥギャザーのSimplify+standardization+Specialの「3S」にすっかり魅せられてしまった。


今回の衝動買い

アイテム:Twist Together Lamp チョコレートカラーキット、および専用棚キット
購入価格:ランプキット/1万6800円、棚キット/1万3650円(アークトレーディング


T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。

 

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