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Android日本上陸! Androidのすべてを知る 第2回

Androidのライバルとは? そしてAndroidの中身は?

2009年05月29日 12時00分更新

文● 塩田紳二

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AndroidのWebブラウザと
iPhoneのWebブラウザは出自は同じ

 続いて、Androidの中身を見ていこう。

 下図がAndroidを構成しているソフトウェアブロックだ。下がハードウェア寄りで、上がアプリケーション側になっている。Androidは、さまざまなソフトウェアモジュールから構成されているが、大きくカーネル部、バイナリライブラリ、アプリケーションフレームワークとアプリケーションの4層からなり、カーネルとライブラリの間に各種ハードウェアを抽象化するHAL(Hardware Abstraction Layer)がある。

ソフトウェアブロック

Androidを構成しているソフトウェアブロック

 中心となるカーネルにはLinuxを採用している。ただし、Androidでは周辺のソフトウェアやライブラリは独自に用意しているため、一般的なLinux(Linuxディストリビューション)とのアプリケーション上の互換性はない。AndroidはLinuxカーネルを使って独自のOSを作ったともいえる。

 Androidでは、デフォルトでさまざまなハードウェアを想定して作られており、アプリケーションからもGPSなどのハードウェアを利用することが可能になっている。USBや無線LAN、Bluetooth、携帯電話によるデータ通信機能、データベースなどのライブラリも用意されている。

 またAndroidにおけるアプリケーションは、Android端末に最初から組み込まれているソフトウェアと同等であり、これらを置き換えることが可能なのも大きな特徴だ。なおAndroidのパッケージには、Webブラウザやメールソフト、通話ソフトやカレンダー、アドレス帳などのソフトウェアがあらかじめ含まれている。

 そのWebブラウザはiPhone(に含まれるSafari)と同じく、アップルが中心となって開発しているWebKitをベースにしている。iPhoneが広く受けいれられた理由として、PC向けWebサイトが快適に表示できるという部分があるが、Androidのブラウザも同様にかなりPCに近い表示が行な える。

左がiPhoneのWebブラウザ画面で、右がAndroidのエミュレータ上での画面。ともにPC用サイトの表示において、高い互換性を持っていることがわかる

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