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Android日本上陸! Androidのすべてを知る 第2回

Androidのライバルとは? そしてAndroidの中身は?

2009年05月29日 12時00分更新

文● 塩田紳二

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日本にもSymbian OS搭載端末はあるが
それはスマートフォンではない

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富士通はSymbian OS上で動作するMOAP(S)を用いてきた代表的なメーカー。しかし、このような日本の携帯電話では自由にアプリを追加して動作させることはできない

 スマートフォンでは、その上で動作するソフトウェアの数が魅力につながり、より多くの開発者を引きつけたほうが有利になる。そこで自社開発の技術にこだわるよりも、より多くのメーカーやネットワーク事業者に採用されるものを用いるのが一般的だ。

 一方、日本では通常の携帯電話がスマートフォン以上の機能を持ち、メーカーはソフトウェア開発にコストをかけてきた。たとえばNTTドコモが中心となって開発された、LinuxやSymbian OS上で動く、MOAP(Mobile Oriented Applications Platform)というプラットフォームが存在するが、基本的には日本国内向けのみである。

 またMOAP上では、Javaのソフトウェア(いわゆるiアプリ)以外はインストールはできない。このようにこれまでの日本の携帯電話は、ユーザーが自由にアプリケーションをインストールすることはできないのは当たり前だった。

 しかし、携帯電話が普及しきった現在、残る法人向け市場や新しいサービスを作り上げていく上で、ユーザーやサードパーティが自由にアプリを開発し、インストールできるスマートフォンが必要となってきた。

 Androidは、こうした中で4番目のプラットフォームとして登場した。すでにソフトバンクモバイルがiPhoneを導入し、国内の全ネットワーク事業者がWindows Mobile端末をラインナップに加えている。NTTドコモがAndroidを扱うのは、Android自体が持つ魅力というのも理由だろうが、他社とは違うスマートフォンのプラットフォームをいち早く扱い、差別点にするためだと考えられる。

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