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導入必須!3つのネットショップ新標準 (2/2)

2008年10月28日 22時23分更新

文●森本 繁生/合資会社 逸品 社長

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来訪者によってページを変える「LPO」

 さて、ウェブサイトで効率よく販売する方法としてLPO(ランディングページ最適化)がよく使われるようになってきました。これは、来訪者によって最適のページを見せるように1つのページをアクセス状況によって変化させるというものです。

 たとえば、下記のページにアクセスしてみてください。


ねこすけLPO
http://lpo.necosuke.jp/


 次にGoogleで「ねこすけLPO」と検索して、検索結果の「ねこすけLPO」をクリックしてリンクで飛んでください。

 どうでしょうか? ページのバナーが変化しましたね。これをネットショップに応用するサービスがどんどん出てきています。


CONDUCTOR LCO
http://lpo.axyz.co.jp/



宣伝ジョーズ
http://www.senden-jaws.com/


 「CONDUCTOR LCO」を使った不動産会社のサイトの例があります。


東京建物不動産販売
http://sumai.goodnews.jp/


 通常は下のメニューが新築物件から表示されていますが、試しに「東京建物不動産販売 賃貸」で検索すると、賃貸のメニューが表示されます。

 検索だけではなく、内部のこのページからたどってきたとか、ブラウザは何を使っているとか、初回の人か2回目以降の人かでページを変えることもできます。

 アマゾンで「この商品を買った人はこんな商品も買っています」というのもLPOの一つですね。以前は難しいテクニックでしたが、最近では中小のネットショップも導入できるサービスになりつつあります。

 このサービスのキーポイントは「私にとってのベストショップ」を目指すという思想。業界ナンバーワンとか、オンリーワンとかそんなことはショップ側の都合。お客様は今や業界ナンバーワンが必ずしも自分にとっていいとは限らないことをよくご存じです。

 何度行ってもお客様に取って気持ちのいいショップとなり、長くお付き合いをしてほしいものです。それが業界の成熟が近づき、広告効果が薄くなってきた時のショップの生き残る道です。

 定期購入については長くなったのでまた次回に!

著者プロフィール

名前 森本 繁生
会社 合資会社 逸品
サイト http://www.osmc.ne.jp/

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