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効果的な登録方法

2007年09月19日 09時00分更新

権 成俊/株式会社ゴンウェブコンサルティング 代表取締役

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 Yahoo!登録がYahoo!検索での上位表示にとって非常に効果的であることは、これまでも繰り返し紹介してきました。今回は、Yahoo!登録に関するコラムの最終回として、SEO効果を最大限発揮するための登録方法や、Yahoo!登録と少々のサイト修正だけでも大きな成果に結びつくキーワードの例について、触れさせていただきます。

よい登録例と悪い登録例

 Yahoo!登録の審査基準を満たして申請を行えば、Yahoo!カテゴリに登録されますが、登録のされ方でも上位表示の効果に差が出てきます。SEOを目的としてYahoo!登録を実施するのですから、SEOの効果が最大限発揮される形で登録されるのが理想です。理想的な登録は、『登録カテゴリ』・『登録タイトル』・『登録コメント』の登録3項目に対策キーワードが含まれていることです。

 たとえば、“ウェブコンサルティング”のキーワードで対策する場合のよい登録例と悪い登録例は下記のようになります。

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 【よい登録例】
 ◇対策キーワード : ウェブコンサルティング
 ◇登録カテゴリ : トップ > ~ > コンサルティング > ゴンウェブコンサルティング
 ◇登録タイトル : ゴンウェブコンサルティング
 ◇登録コメント : Webビジネスに関する相談、分析、提案等のウェブコンサルティング

 【悪い登録例】
 ◇対策キーワード : ウェブコンサルティング
 ◇登録カテゴリ : トップ > ~ > コンサルティング > ゴンウェブ
 ◇登録タイトル : ゴンウェブ
 ◇登録コメント : Webビジネスに関する相談、分析、提案等。
-------------------------------------------------------------------------

効果的な登録方法

 『登録カテゴリ』・『登録タイトル』・『登録コメント』の登録3項目に対策キーワードが含まれているほど、上位表示の効果は高まるので、そのことを念頭に置いて、登録文を申請します。ですが、いくら自社サイトの上位表示にとって理想的な登録文を申請したとしても、最終的にはYahoo!審査官によって適宜修正が加えられるため、必ずしも希望通りの内容になるとは限りません。

 対策キーワードを登録3項目に含ませる効果的な方法は、サイト名や企業名自体に対策キーワードを含ませてしまうことです。『登録タイトル』には、原則としてサイト名や企業名がそのまま使用されますので、サイト名や企業名自体に対策キーワードを含ませれば、『登録タイトル』も確実に対策キーワードを含んだものになります。

 また自社運営のサイトを複数Yahoo!カテゴリに登録すると、自社サイト屋号もしくは自社企業名のYahoo!カテゴリが新設されて、そのカテゴリの中に運営サイトが含まれることになります。そのためサイト名や企業名に対策キーワードを含ませて、複数のサイトをYahoo!カテゴリに登録すれば、『登録カテゴリ』にも意図的に対策キーワードを含ませることができますので、効果的です。

 『登録タイトル』や『登録カテゴリ』に対策キーワードを含ませることができない場合は、『登録コメント』で対応することになります。『Yahoo!登録コメント』はサイト内容、特にTopページの内容を端的に表すコメントになります。対策キーワードがサイトの主要テーマの一つだと認識されるように、Topページの内容を対策キーワードと一致させ、対策キーワードを含んだ『登録コメント』を作成しましょう。もちろん対策キーワードを含ませることのみを目的とした不自然なコメントですと、Yahoo!審査官によって修正されてしまうので、客観的に見て自然なコメントを作成してください。
 またYahoo!登録を行う際には、登録内容の補足として“付記”を記載できます。対策キーワードを含んだ『登録コメント』が、Yahoo!審査官によって修正される可能性を減らすためにも、ページ内容と対策キーワードとの関連性を“付記”の項目で説明したほうがよいでしょう。

Yahoo!登録での上位表示に適したキーワード

 Yahoo!登録は上位表示を行う上で、非常に効果的な対策ですが、それのみでは上位表示を達成できません。それに加えて、ページ内容自体の対策も必要になります。具体的な対策内容については、以前のコラム『Webコンサルタントが語る これならできるYahoo! SEO』で紹介させていただいていますので、参考にしてください。

 ただしYahoo!登録とコラムで紹介した手法を使えば、どんなキーワードでも上位に表示できるのかといったら、残念ながらそうではありません。上位表示に関与する項目は、非常に多くありますので、競合の激しいキーワードですと、コラムで紹介した内容だけでは、十分な順位に表示されないこともあります。それでもYahoo!登録の効果は絶大ですので、キーワードによっては、“Yahoo!登録とコラムで紹介した基本項目”のみで上位表示を実現できるものも数多くあります。ここでは、それらの例をご紹介させていただきます。

◇社名やオリジナル商品名、オリジナルブランド名など、オリジナリティの高いキーワード

  • 「ゴンウェブコンサルティング」 (社名)
  • 「キーワード有効度調査」   (オリジナル商品名)
  • 「Yahoo登録プラス」    (屋号)

 オリジナリティの高いキーワードでは競合サイトが少ないため、自身のページがターゲットとするキーワードと関連が深いということを検索エンジンに認識してもらうだけで十分なSEO効果を発揮できます。
 しかし、自社商品のブランドを代理店や小売店でも取り扱っている場合、代理店や小売店のサイトが上位に出てしまい、自社サイトが上位に表示されない場合があります。そのような場合は、Yahoo!登録と基本項目を実施すれば、上位表示を実現できるでしょう。

◇対象地域を絞り込んだ集客

  • 「横浜 歯科」
  • 「横浜 岩盤浴」
  • 「新宿 ビジネスホテル」

 リアル店舗への誘導を考える場合、自然とエリア名と合わせた検索がターゲットになります。歯科が『歯科』というキーワードで一位になっても、顧客を店舗に誘導することはできません。
 何故かというと、『歯科』というキーワードの場合、検索を行うユーザーが全国にまで広がり、実際に店舗に足を運べるユーザーはごく一部しか含まれないからです。それよりも、横浜なら『横浜 歯科』というキーワードで対策を行うのが最適です。さらに地域名を絞り込んだキーワードでの検索は、必然的に競合が少なくなるため、上位表示が極端に容易になります。この程度の上位表示であれば本格的なSEOサービスを導入しなくても、Yahoo!登録と基本項目が押さえられれば十分です。

◇競合他社がほとんどYahoo!登録を行っていない業種のキーワード

  • 「化粧品関連サイト」
  • 「健康食品関連サイト」
  • 「健康用品関連サイト」

 化粧品や健康食品を扱っているサイトは、薬事法の広告規制が関係してくるため、Yahoo!登録が困難になります。そのためYahoo!登録を行っている競合サイトの数も、他の業種のサイトに比べ少なくなります。競合サイトがYahoo!登録を行っていない分、自社サイトを登録することができれば、それだけ上位表示の可能性は高くなります。難易度は高いですが、無事登録できたときの効果も大きいですので、是非チャレンジしてみてください。

 Yahoo!検索での上位表示の第一歩は、Yahoo!登録から始まります。競合の少ないキーワードでは、それだけでも大幅な順位上昇が期待できますし、競合の激しいキーワードでは、Yahoo!登録を実施しなければ、上位表示の達成はほぼ不可能です。まだ自社サイトをYahoo!登録を実施していない方は、ぜひ実践することをお勧めいたします。

著者プロフィール

権 成俊
名前 権 成俊(ごん なるとし) info[アットマーク]gonweb.co.jp
※著者に直接問い合わせをする際は、お名前、会社名、サイトURLなどを明記してください。
会社 株式会社ゴンウェブコンサルティング
サイト http://www.gonweb.co.jp/

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