小技の利いた独自開発商品
最近はPB（プライベートブランド）商品が流行りだが、カウネットも独自商品に力を入れている。経費削減とは関係のないものもあるが、面白いので併せて紹介しよう。カウネットの独自商品筆頭は、「カウネットリングノート ふせん貼れりーな セミB5」（328円）である。
PB商品：流通業者が独自ブランドで商品開発して、店頭に並べている製品。メーカー製品と変わらない品質で、値段が安く設定されているものが多いので、最近は人気が高い
カウネットオリジナル商品の「カウネットリングノート ふせん貼れりーな セミB5」。表紙のカバーをノート部分よりも大きくすることで、はみ出した付箋を保護している（左）。内部の罫線は6.25mm間隔で、4行分でちょうど一般的な付箋の25mm幅となるため、罫線に合わせてきれいに付箋を貼れる（右）。なお、サイズ違いの「ふせん貼ったりーな A6」には、内側に切り取り用のミシン目もある
ノートから少しはみ出すように付箋を貼って見出しにするというのは一般的なテクニックだが、実際には毎日使っているうちにはみ出した部分が折れ曲がったりちぎれてしまい、見出しとしての役割を果たさないということがある。そこでこのノートは、表紙の頑丈なPP製カバーを本体よりも大きくし、表紙から付箋がはみ出さないようにすることで、折れ曲がりを防いでいる。
オフィス製品ではないが、オフィスワーカーの何割かには必須アイテム（のハズだ！）「脱メタボ日記」。いわゆるレコーディングダイエットを支援するために開発されたもので、その日食べたものをメモしておけるほか、カロリー表も付いている。メタボな上司にプレゼントするというのはどうだろうか（怒りを買うような事態になっても、当編集部では一切責任を負いません）
豚インフルエンザをはじめ、ウイルスの大規模感染（パンデミック）や地震などの災害への対策が注目を集めているが、もちろんカウネットでも災害対策グッズを用意している。その1つが「ミドリ安全 危機管理用備蓄セット」（7980円）で、マスクやウイルスの付着を防ぐ簡易コート、ミネラルウォーターやカロリーメイトがコンパクトに収められている。これらを収めるケースは、デスクの中に入れておけるように、書類ケース型になっている
IT系の経費削減ネタに戻ろう。同社オリジナルの「Katazuk」シリーズの机上で使う液晶ディスプレースタンドはすごい。スタンドを使って作った空間にキーボードを納められるという商品だが、これがなんと段ボールでできているのだ。段ボールといってもかなり頑丈なもので、耐荷重は10kgとかなり大きな液晶ディスプレーでも余裕を持って対応できる。机上スペースを有効に使うことで作業スペースを削減すれば、最終的に経費削減もつながるというアイテムと言えるだろう。
こちらが段ボール製の机上ラック「Katazukシリーズ 机上ラック／机上台」。囲い付きの机上ラックと、台座だけのシンプルな机上台の2タイプが用意されている。価格は机上ラックが2580円、机上台が1580円。ただし5個入りの業務パックならそれぞれ1個あたり2380円／1380円と割安になる。職場の仲間を誘ってパックで買いたい逸品だ
同じくKatazukシリーズの「机上文房具収納BOX」もやはり段ボール製。同シリーズはこれ以外にも「引き出し収納ボックス」や机の下においてA4ファイルなどが収納できる「足下収納ラック」などがラインナップされている
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