連続トークセッション「コミュニケーションデザインの未来」
第2回 4月23日(木)『グーグルの権利覇権と情報流通革命』
グーグルの「ブック検索」(関連記事)に対する集団訴訟和解の影響が、米国だけでなく全世界に及ぶことになり、日本の出版界にも大きな衝撃を与えています。世界中の書籍を電子アーカイブ化し、全文検索の対象にしようというグーグルの壮大な計画は、著作権に対する考え方にも大きな変更を迫っています。
グーグルがもたらした情報流通革命に対し、わたしたちはどう対応をすべきなのか。そして、これからの日本の著作権や情報流通の制度設計はいかにあるべきなのかについて、文化芸術にまつわる著作権に詳しい、骨董通り法律事務所の福井健策弁護士にお話しいただきます。
(聞き手・司会はワイアードビジョン編集委員・仲俣暁生)。

福井健策弁護士
福井健策
弁護士/ニューヨーク州弁護士/日本大学藝術学部 客員教授
専門分野は芸術文化法、著作権法。クライアントは各ジャンルのクリエイター、出版社、プロダクション、劇場、レコード会社など多数。東京大学法学部卒業、1998年米国コロンビア大学法学修士課程修了、2003年骨董通り法律事務所を設立。著書『著作権とは何か―文化と創造のゆくえ』(集英社新書)、編者 『エンタテインメントと著作権』全4巻(著作権情報センター)など。
骨董通り法律事務所 http://www.kottolaw.com
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開催概要
- ■日時
- 4月23日(木) 19:00~20:30(開場18:30)
- ■会場
- 財団法人日本産業デザイン振興会
デザインハブ・インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
- ■主催
- ・株式会社アスキー・メディアワークス アスキー総合研究所
・株式会社ワイアードビジョン
・慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 - ■協力
- 日本産業デザイン振興会
- ■参加費
- 5000円(税込)
