音にこだわって純正In-Ear Headphonesを付ける
筆者はiPod shuffleに、アップルのカナル型イヤホン「Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic」を付けて使っている(関連記事)。
iPodシリーズは、低価格のiPod shuffleから高価格帯のiPod touchに向けて、明らかにオーディオ品質が向上する製品群だ。新しいiPod shuffleは旧製品に比べて音質が改善されたと感じたが、ここは付属のイヤホンではなくIn-Ear Headphonesにアップグレードしたいところ。
一般のオーディオでも、最も音質の変化を得られるのはスピーカーの交換時であることは歴史的な事実なのだ。実はオプションのヘッドホンのほうが9400円で、8800円のiPod shuffleより高価なのだが、そこは音に対するこだわりと「愛嬌」だろう。
このiPod shuffleとIn-Ear Headphoneの組み合わせでも総重量はたったの19g。未来に出るであろう究極のモバイルオーディオに比べるとまだまだ2倍ほど重いが、たった19gでも十分に快適なモバイルミュージック環境を提供してくれる。
再生/一時停止やボリューム調節など、すべての操作は、イヤホンケーブルの途中にあるリモコンを指先で操作することで実現している。一時停止ボタンの長押しで実行する「VoiceOver」機能を使えば、プレー中の曲目やアーティスト名を読み上げてくれたり、あらかじめ作ったプレイリストを選べる。液晶を完全に取り払ったiPod shuffleだけが採用しているのは、もったいないほどの高機能だ。
新しいiPod shuffleは、そんなさり気ない心地よさを提供してくれる、iPodシリーズの中でプライスパフォーマンスが高くて最もアップルらしい携帯音楽プレーヤーなのだ。
今回の衝動買い
アイテム:iPod shuffle 4GB
価格:8800円(ヨドバシカメラにて購入)
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
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