……眠れない!
日本語も読み上げられる「VoiceOver」機能が付いた第3世代iPod shuffleだが、本当に正しく発音してくれるのだろうか? 例えば「THE 虎舞竜」とか。気になる!
そんな悶々とした夜を過ごした筆者だったが、昨日入手した第3世代iPod shuffleでようやくその謎が解けた(関連記事)。その答えは……。早速、詳細をまとめていこう。
バイリンガルどころか14カ国語を話せます
VoiceOverによる曲名やアーティスト名、プレイリストの読み上げは、iTunesで入力したテキストがベースになっている。
楽曲だったら、タグ情報の画面に打ち込んである文章だ。iTunesはCDを変換する際、インターネット経由で自動でタグ情報を取得してきてくれる。またiTunes Storeで購入した楽曲も、最初からタグ情報が埋め込まれている。ほとんどの場合はアーティスト名/曲名が登録されていると思うが、もし「トラック1」など正しく表示されていないものがあったら、手動で入力しておこう。
音声データは、iPod shuffleと曲を同期する際、iTunesの「VoiceOverキット」が各テキストを読み取って生成する。再生の都度、iPod shuffleが作っているわけではない。
VoiceOverは14カ国語対応なのも特徴だ。上記で優先言語を指定しても、日本語の曲は日本語と、英語の曲名は英語と認識して、各言語に適した読み方で読み上げてくれる。
アップルのウェブページの説明によれば、英語では、実際に聞こえる声はMac OS X 10.5と、Windows/Mac OS X 10.4で異なり、Mac OS X 10.5のほうがより自然な音声で読み上げてくれるそうだ。先のアップルのページでは、「All Songs, Chill out Mix……」とプレイリストを読み上げる声質の違いが確認できる。
あとは楽曲を同期すれば、ボイスデータも一緒に転送される。次ページではいよいよ「虎舞竜」の検証だ。
