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4月開始アニメ大特集 第5回

4月開始アニメの見どころはココだ!【まだある美少女編】

2009年03月29日 23時00分更新

文● コンテンツ計画

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美しい自然を舞台に繰り広げられるアンの新しい物語
「こんにちは アン ~Before Green Gables」

作品解説
 L.M.モンゴメリの小説「赤毛のアン」は、今なお世界中で読まれている名作。昨年、その出版100周年を記念し、モンゴメリ財団の依頼を受けたカナダの著名な児童文学作家バッジ・ウィルソン(Budge Wilson)によって「こんにちは アン」が執筆された。
 日本では1979年に「赤毛のアン」が世界名作劇場シリーズの一つとしてアニメーション化され、今なお幅広い支持を得ている。「こんにちは アン ~Before Green Gables」のアニメーション化は、「赤毛のアン」の放送30周年を迎える今年の記念作品ともいえるだろう。
 アニメーション化にあたっては、これまでの世界名作劇場シリーズ同様、日本アニメーションが制作を担当するが、人気の高い前作の物語作りを踏襲した上で、「古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー」シリーズなどを手がけてきた谷田部勝義監督をはじめ、スタッフ・キャストとともに新しいアンの世界を作り出していく。

あらすじ
 カナダのノヴァスコシア州の田舎にあるボーリングブロークの町に生まれたアン・シャーリーは、生まれたばかりの時、両親を病で亡くしていた。孤児となってしまったアンは、シャーリー家でお手伝いをしていたジョアンナ・トーマスによって引き取られることとなる。
 トーマス家はジョアンナの夫のバートのほか、アンを実の妹のように可愛がってくれる優しい長女のエリーザをはじめ、何かと意地悪をする2人の男の子と、まだ小さな男の子2人の7人で暮していた。しかし、酒に酔うとトラブルを起こして仕事を辞めてしまうバートのせいもあり、一家の収入は少なく、貧しい生活を強いられ、小さなアンも家の手伝いに明け暮れる働き詰めの日々を送っていたのだった。
 そんな生活の中でも、持ち前の明るくおしゃべりな性格のアンは、どんな時でも楽しくて独創的な想像をすることで、辛い日々も明るく過ごしていた。
 ある日、アンはエリーザから、昔両親が家で猫を飼っていた話を聞く。自分も可愛い友達が欲しくなったアンは、神様にお願いをするのだった……。
 グリーンゲイブルスでマシュウとマリラに出会い、幸せな日々を過ごす前のアンの11年間が描れる。美しいカナダの大自然を舞台に、貧しく辛い生活の中で、幼くとも明るく前向きに生きていくアンの姿が新たな感動を呼ぶ……。

スタッフ
原作:バッジ・ウィルソン(「Before Green Gables」、日本語訳「こんにちは アン」新潮文庫刊)
監督:谷田部勝義
シリーズ構成・脚本:島田満
キャラクター原案:佐藤好春
キャラクターデザイン・作画監督:西村貴世
音楽:高梨康治、水谷広実、藤澤健至
製作:日本アニメーション
オープニングテーマ 井上あずみ「ヒカリの種」
エンディングテーマ 井上あずみ「やったね♪マーチ」

キャスト
アン:日高里菜
ジョアンナ:田村聖子
バート:佐藤せつじ
エリーザ:わくさわりか
ホーレス:小林由美子
エドワード:下釜千昌
ジェシー:堀江美都子
ナレーション:池田昌子
ほか

テレビ放送情報
BSフジ 4月5日から毎週日曜19:30~
(※放送日時は放送局の都合により変更になる場合があります)

公式サイトURL http://www.nippon-animation.co.jp/before_GG/

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