ゲームプラットフォームとしての価値を増すiPhone
今回プロデューサーを務めた渡邉氏はもともとメタルギアシリーズのウェブサイトのコーディネーターを担当している。小島氏は「ゲーム制作者とは違うセンスを持っている。結果的にはそれが良かった」と女性の感性を活用したゲームになっていることを強調する。
実際にゲームをプレイしたアッキーナも「男性だけでなく女性でも簡単に楽しめて楽しい」と絶賛していた。App Storeのランキングで1位を獲得したことについて小島氏は「メタルギアファンが一夜にして増えたような気がします。今後登場する完全版にもあっと驚くようなシーンがあるのて、期待してほしい」と感想を述べた。
iPhoneの直観的なインターフェースをうまく活かしたシンプルなシューティングに特化したことで、入口の敷居を低くしながら、メタルギア初心者からコアなファンまで受け入れられる懐の深いゲームになったMGST。
iPhoneでは、長編フルCG「biohazard DEGENERATION」や「ターミネーター4」など映画を基にしたゲームも近々登場する予定で、今後ますますゲームプラットフォームとしての存在感を高めていくことになりそうだ。