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個人で使うなら電動シュレッダーではなく専用ハサミで十分

そのまま捨てたくない紙をハサミでジョキジョキ

2009年03月19日 06時00分更新

文● 行正和義

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重要な部分だけを狙い打ちしてコナゴナに

 一方、見た目は地味ながらもよくできた製品だと感じたのが、サンスター文具の「シュレッダーはさみ」(1764円)である。前述のタイプのように複数の刃を持つのではなく、一組の刃の間がギザギザの形状になっている。

シュレッダーはさみ

サンスター文具の「シュレッダーはさみ」。刃は1組である代わりに、片方が分厚くギザギザになっており、このハサミで切った紙を直接切片に変えてしまう

 このハサミを紙に入れると幅2.2mmのエリアが一度で粉砕され、ほぼ正方形の切片ができあがった。一度の動作で紙を粉々にできる範囲こそ狭いもの、個人が破棄する書類で重要な情報といえば、住所や名前、数字といったものであり、大体1~2行でまとまっている。これらの部分だけにハサミを入れれば、紙のほとんどの部分は切る必要がないのだ。

シュレッダーはさみで切れるのは1ヵ所だけだが、1度ですぐに切片になる。重要な情報が書かれている部分だけをこのハサミで切り、あとはそのまま捨てればいいだろう

 ちなみにこのシュレッダーはさみは、ひんじ部分にツメが付いていて、CDなどもバリバリと破砕することができるようになっている。ただし、CDやDVDのようなポリカーボネート製のディスクはかなり堅く、力を入れて割った結果、飛び散った破片が目に当たったりすると大変危険。注意して使う必要がある。

シュレッダーハサミ利用例3

CDやDVDのディスクを壊すこともできるが、破片が飛ぶ危険があるので、ゴミ箱の中などで処理するべきだ

 ともあれ、ちょっとした紙類を安全に捨てるのに大変便利なツールとして、1本用意しておくといいだろう。

左からナカバヤシ、サンスター文具、冒頭の手回しシュレッダーで作られた紙くず


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