重要な部分だけを狙い打ちしてコナゴナに
一方、見た目は地味ながらもよくできた製品だと感じたのが、サンスター文具の「シュレッダーはさみ」(1764円)である。前述のタイプのように複数の刃を持つのではなく、一組の刃の間がギザギザの形状になっている。
このハサミを紙に入れると幅2.2mmのエリアが一度で粉砕され、ほぼ正方形の切片ができあがった。一度の動作で紙を粉々にできる範囲こそ狭いもの、個人が破棄する書類で重要な情報といえば、住所や名前、数字といったものであり、大体1~2行でまとまっている。これらの部分だけにハサミを入れれば、紙のほとんどの部分は切る必要がないのだ。
ちなみにこのシュレッダーはさみは、ひんじ部分にツメが付いていて、CDなどもバリバリと破砕することができるようになっている。ただし、CDやDVDのようなポリカーボネート製のディスクはかなり堅く、力を入れて割った結果、飛び散った破片が目に当たったりすると大変危険。注意して使う必要がある。
ともあれ、ちょっとした紙類を安全に捨てるのに大変便利なツールとして、1本用意しておくといいだろう。
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