Netbookを買ってはみたものの、画面の狭さに悩む人は少なくないだろう。
アプリケーションひとつでほぼ画面全体が占有されてしまうのだから当然だ。狭い画面は作業効率にも悪影響を与えるし、なによりストレスが溜まる。
大半のNetbookには外部ディスプレー出力がついているが、極太のケーブルで大きな外付けディスプレーをつなぐのでは、Netbookのコンパクトさや機動性を損なう。そんなときに役立つのがUSB接続のコンパクトな外付けディスプレーだ。アイ・オー・データ機器の新製品「LCD-USB7XB」は、そんなUSBディスプレーの最新モデルである。
ケーブル1本の手軽さが最大の魅力
LCD-USB7XBは、7型ワイド/800×480ドットの液晶パネルを備えたUSBディスプレーである。USBディスプレーでは名高い米DisplayLink社の技術を元にした製品だ。本体色はブラックで、本体色がホワイトの「LCD-USB7XW」もラインアップされている。
小型/低解像度のUSBディスプレーは珍しくもないが、LCD-USB7XBの大きな特徴は、USBバスパワーで駆動する点にある。ディスプレーにつなぐケーブルは、パソコンとつなぐUSBケーブルだけ。複数のケーブルが周りで邪魔になることはない。
ケーブル1本で動くのに加えて、本体サイズも幅187×奥行き21×高さ126mmのコンパクトサイズなので、ノートパソコンと一緒に持ち歩いても苦にならない。重さは約390g。ケーブル込みでも400g少々で済む。外付けディスプレーの利便性をどこにでも持って行けるのは、非常に便利だ。