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爆音よさらば!? ThermaltakeからZaward似の交換用GPUクーラーなど3製品が発売

2006年12月07日 23時42分更新

文● 美和

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 ThermaltakeからnVIDIA/ATIのGPUを搭載したリテールデザインのビデオカードに対応した交換用GPUクーラーなど3製品が発売となった。今回編集部で確認できたのはnVIDIAのGeForce 6800 Ultra、7800GT/GTX、7900GT/GTXに対応した「TMG ND1」、ATIのX1800GTO/XL/XT、X1900GT/XT/XTXに対応した「TMG AT1」、そして拡張スロット用の排気ファンユニットの「TMG SL1」だ。代理店はバリューウェーブ。

nVIDIAのGeForce 6800 Ultra、7800GT/GTX、7900GT/GTXに対応した「TMG ND1」(左)、ATIのX1800GTO/XL/XT、X1900GT/XT/XTXに対応した「TMG AT1」(右)。大きく温度は下げることはできないが、劇的な静音化が可能という

 交換用GPUクーラーの「TMG ND1」と「TMG AT1」の基本的な構造は共通となっており、アルミ製のフィンと銅製のGPUベースを銅製ヒートパイプ2本で接続し、直径80mmのブロアファン(1650rpm、16dB、9.26CFM)で冷却する。この製品の特徴はなんと言っても静音化ができるという点で、同社のウェブサイトによると動作時にはリテールファンと大きく温度は変わらないものの、実際に耳に聞こえる音の大きさ(実感音)の単位であるSONEで表示すると、「TMG ND1」が0.4SONEに対し、リテールファン装着時には3.9SONE(14500rpm時、1650時は1.9SONE)、「TMG AT1」は0.4SONEに対し、リテールファン装着時には1.9SONE(2400rpm)となるという。サイズは「TMG ND1」が 226(W)×94.7(D)×43(H)mm、重さ558g、「TMG AT1」がサイズ245(W)×94.7(D)×43(H)mm、重さ548g。価格は両製品とも共通でテクノハウス東映で4800円。

「TMG ND1」に記載されているリファレンスファンとの比較表こういったファンで6年保証というのは珍しい

 一方拡張スロット接続型の「TMG SL1」は2スロットを占有する排気用ファン。直径80mmのブロアファン(1650rpm、16dB、10.5CFM)にはブルーLEDを内蔵しており、上下方向からから吸気し、外部に排出可能だ。サイズは180(W)×120(D)×41.5(H)mm、重さは134g。電源は12Vペリフェラルを利用する。価格はテクノハウス東映で1980円となっている。

拡張スロット接続型の「TMG SL1」は2スロットを占有する排気用ファン上下から温風を吸引し、ケース外に排出する
【取材協力】

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