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アイ・オー・データ機器、コンセント経由のLANを構築するPLC対応ネットワークアダプター『PLC-ET/M-S』などを発表

2006年11月28日 10時35分更新

文● 編集部 小西利明

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親機と子機がセットになったPLCネットワークアダプター『PLC-ET/M-S』
親機と子機がセットになったPLCネットワークアダプター『PLC-ET/M-S』

(株)アイ・オー・データ機器は28日、建物内の電気配線を利用してネットワークを構築する“HD-PLC”に対応した“PLCネットワークアダプター”『PLC-ET/M-S』『PLC-ET/M』を発表した。発売は12月下旬の予定。価格はいずれもオープンプライス。

お詫びと訂正:掲載当初、発売時期を12月上旬と記載していましたが、正しくは12月下旬でした。ここに訂正するとともに、お詫びいたします。(2006年11月28日)

PLCは建物の電気配線をネットワークケーブル代わりに利用する通信技術。PLC-ETシリーズはLANケーブルによるネットワークをPLCで置き換えるためのアダプターである。無線LANの無線通信部分を、電気配線を使うPLCで行なうと考えれば分かりやすい。親機と子機をそれぞれコンセントに接続。ADSLや光ファイバーとつながったモデム/ルーターを、LANケーブルで親機に接続し、同様にパソコンやネットワーク対応デジタル機器と子機をLANケーブルで接続する。これだけでPLCによるネットワークが構築できる。

PLC-ETの使用イメージ。LANケーブルを敷設できなかったり、無線LANの届きにくい建物でも、電気配線だけでLANが構築できる。通信は暗号化され、外部に内容が漏れることもない
PLC-ETの使用イメージ。LANケーブルを敷設できなかったり、無線LANの届きにくい建物でも、電気配線だけでLANが構築できる。通信は暗号化され、外部に内容が漏れることもない(広報資料より引用)

初回設置時には、親機と子機を近くのコンセントに接続し、ペアリングを行なう必要がある。通信はペアリングを行なった機器同士の間だけで行なわれるうえ、128bitのAES暗号方式で暗号化されるので、集合住宅で使用しても、他の家に通信の内容が漏れることはない。ペアリングはボタンひとつで簡単に行なえる。LANケーブルの一部をPLCに置き換えるものであるので、パソコンやデジタル機器側は、これに合わせて設定を行なう必要はない。LANインターフェース側の規格は10/100BASE-TX対応(クロス/ストレート自動切替有)。

非常にシンプルなPLC-ET/Mの背面。親機も子機も基本的には同じ機器である
非常にシンプルなPLC-ET/Mの背面。親機も子機も基本的には同じ機器である

PLC-ET/M-Sは親機と子機がセットになった製品で、PLC-ET/Mは増設用の子機単体の製品。1台の親機に、子機は最大15台まで接続可能。HD-PLCの理論上の通信速度は最大190Mbpsだが、PLC-ETシリーズの実効通信速度はUDP転送時約80Mbps、FTP転送時約55Mbps。既存の無線LANよりも高速である。テーブルタップのようなコンセントの延長ケーブルを介しての接続も可能である。通信距離は屋内で150m程度。

想定実売価格は、PLC-ET/M-Sが2万円前後、PLC-ET/Mが1万3000円前後。2007年2月末までは“AAAキャンペーン”と題したキャンペーンが行なわれ、サポート専用ダイヤルや万が一接続できなかった場合に購入代金を返還する“ペイバックシステム”が提供される。

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